千葉翔也(吾妻役)、染谷俊之(両国役)が登壇!「ハシダンシ」プロジェクト制作記念イベント レポート

東京都の水辺に架かる橋をテーマに、バラエティ豊かなパフォーマンスを得意とするキャラクターを順次展開していく「ハシダンシ」プロジェクト。このほど、12月30日に秋葉原ラジオ会館にて、「ハシダンシ」プロジェクト制作記念イベントが行われ、吾妻橋をモチーフにした「吾妻」役の千葉翔也と、両国橋をモチーフにした「両国」役の染谷俊之の声優2名が登壇した。

コミックマーケット95で配布された一般参加整理券が即完、立ち見席まで会場を埋め尽くし熱気があふれる会場に、吾妻橋をモチーフにした「吾妻」役の千葉翔也、両国橋をモチーフにした「両国」役の染谷俊之、NPO法人水都東京を創る会 理事長の早瀬仁人がMCの呼び込みで登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。

ハシダンシは東京の橋をテーマに、これからキャラクターを展開していくプロジェクト。登場キャラクター達は、演劇やアートなどそれぞれ得意とするパフォーマンスを持っており、橋それぞれの特徴を魅力に競い合う作品。この日、東京都の舟運とコラボレーションした臨時便・コミックマーケット〜秋葉原を通るクルージングツアー「ハシダンシ・クルーズ」も航行されていた。今後、声優によるクルージングのアナウンスなども予定していることをうけ、染谷は「ガイドは苦手だからできるか心配ですが、昔荒川区に住んでいたので隅田川には思い入れがあり楽しみです」とコメント。また、本作のオファーが来た時どう思ったかという質問に、千葉は「友達にハシダンシになったよと伝えました。友達から吾妻橋は毎日歩いていたと言われ、その吾妻橋に自分がなったと話し、不思議な会話をしました(笑)。まだ詳しくないですが、今後色々と学べたらいいなと思っています」、染谷は「両国はかっこいいキャラクターなので、頑張りたいと思います。今年は池袋のキングになったり、音楽プロデューサーになったりと様々なお仕事をやらせていただいて、最後は橋かと(笑)。平成最後は橋になれて光栄だなと思います」と本プロジェクトへの思いを語った。

続いて、本プロジェクトのキャラクターを紹介。浅草にかかる吾妻橋をモチーフとし、パフォーマンスは浅草の町に絡めて演劇とお笑いの「吾妻」。演じる千葉は「お笑いを見るのがとっても好きなので浅草に行けたらいいなと思っています。今日の衣装も赤を用意してもらって。今まで赤色のキャラクターも多いので嬉しいです。今まで元気な少年という役が多かったので今回男らしいキャラクターなので演じて楽しそうだなと思っています」とコメント。早瀬より「吾妻橋の赤というのは、浅草寺が赤ということもあり、魔除けの意味もあります。オリンピックに向けてライトアップも行う予定に加え、この橋は関東大震災の後に民間が作った珍しい橋でもあります」という説明を受け、千葉は「すごくかっこいい橋じゃないですか!全部芝居に乗せて頑張ります。」と熱く語った。

そして両国橋をモチーフとし、パフォーマンスは花火である「両国」。「このパフォーマンスでもある花火は、8代将軍徳川吉宗のときに始まりました。何回も建て替えられたものでもあります」という早瀬の説明にMCから花火のイベントなどを行うのはどうかと聞かれると、染谷は「もし舞台化などになったときに花火は危ないのでどうしようかなと思いますが(笑)、綺麗で美しいキャラクターですよね。千葉さんの演劇と一緒にハシダンシのイベントで花火大会などがあるといいね」と答え、千葉は「最後に染谷さんが花火でおいしいところ持って行くなら、両国らしく相撲の格好をしてきて」と返し、会場は笑いに包まれた。そのほか、駒形橋をモチーフとし、パフォーマンスはアートの「駒形」、厩橋をモチーフとし、パフォーマンスは動物系の「厩」というキャラクターも紹介。これらのキャラクターは今後詳細が発表されて行く予定だ。早瀬は「来年の春にはこの二つの橋にライトアップがされる予定なんです。花火が上がったり近くにスカイツリーがあったりするので、両方の橋と一緒に見るのがオススメです」と語った。今回テーマにされている東京都にかかる橋は全部で2,599箇所。染谷は「小台橋と尾竹橋と千住大橋は絶対キャラクターに入れて欲しいです!」、千葉は「この数をキャラクターにするとなると、かなり展開に期待ができますね」などと盛り上がった。

今後の展開としては、2019年に入ってから順次続報予定。千葉は「キャラクターの解禁や、それぞれの橋にストーリーがあるので楽しみです。今後やりたいことは屋形船で宴会ですかね。染谷さんとやりたいです!」、染谷は「今年仕事でクルージングなどをしましたが、橋の下をくぐるのはテンションが上がりますよね。イベントでお客さんと一緒に楽しむクルージングなどもやりたいです」と今後の展開に向けて意気込みを語った。

最後に、早瀬は「なかなか若い方が橋に来る機会がないかと思うので、こういったキャラクターを通して興味を持ってくれるのではと思います。橋は昼もですが、夜もライトアップして綺麗です。橋の新しい魅力ということで東京都の川にぜひきていただいて楽しんでいただければと思います」、染谷は「橋は役割以上のことに意味を持っていると思っています。地域と地域をつないだり、会いたい人に会いに行けたりするのが橋なので、とても素敵な魅力だと思っています。僕らも今後の展開を楽しみにしているので、一緒に楽しみにしていてください。良いお年を」、千葉は「まだ始まったばかりで、これから学んでいくことも多いですが、橋は今後も続いて行く建造物なので、ハシダンシを通して興味を持っていただきたいです。ハシダンシも一緒に歩んでいけるようなコンテンツになって行くのではと思っています。ぜひみんなで話題にしてくれたら僕たちも励みになりますので、よろしくお願いいたします」と語り、イベントを締めくくった。

「ハシダンシ」プロジェクト
声優:千葉翔也 染谷俊之
企画・制作:松竹株式会社
製作協力:一般社団法人 水都創造パートナーズ(「東京舟旅」)
制作:株式会社ムービック

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