ジェイミー・フォックス「地獄を見た」緊急入院後に初めてメッセージ動画を公開!キャメロン・ディアスらが応援コメント

急病で入院していたジェイミー・フォックスが、自身の健康状態についてメッセージをインスタグラムで発信した。

▼ジェイミー・フォックスのインスタグラム(iamjamiefoxx)より

今年4月に「医学的合併症」のため緊急入院し、これまで病気について沈黙を貫いてきたジェイミー。7月22日、「皆さんに心から感謝…長い道のりでしたが、素晴らしい人々の祈りと神のおかげで乗り越えられました」というキャプションをつけ、退院してから初めてメッセージ動画を公開した。

心配してくれたファンに感謝の気持ちを伝えたジェイミーは、「私に関する最新の情報を知りたいと待ってくれていた人が多いと思いますが、正直なところ、こんな状態の自分を見てほしくないと思っていた」と心境を告白。「私が笑ったり、楽しんだり、パーティーをしたり、ジョークを飛ばしたり、映画やTVに出ている姿を見てほしかった。自分がチューブに繋がれている姿や、病気を乗り越えられるのかどうか考えている姿を見られたくなかった」と続けた。

また、プライバシーを尊重してくれた妹のデイドラ・ディクソン、娘で女優&プロデューサーのコリーヌ・フォックスら家族が「命を救ってくれた」とし、「彼らは何も明かさず、私を守ってくれた。このような時に皆さんもそうしてくれたらと願っています」と伝えている。

彼が深刻な病気を患っているという憶測が広がっていたが、これを受けて、「私が失明したと言う人もいましたが、目はこの通り大丈夫。体が麻痺状態になったと言われましたが、麻痺もしていません」と噂を否定。「地獄を見た思いをしました。回復への道のりにはくぼみもありました。ですが、私は復帰し、仕事もできるようになりました」と、長期の休養を経て活動を再開できたことを報告した。

ジェイミーは今年4月11日、「医学的合併症」により病院に緊急搬送されたことを、娘のコリーヌがインスタグラムを通じて公表。彼はこの時、Netflixの新作映画『Back in Action(原題)』をジョージア州アトランタにて撮影中だった。5月12日にはコリーヌがジェイミーの健康状態についてSNSで報告。「父は数週間で退院し、療養している」と知らせていた。

ジェイミーのメッセージ動画には多くの俳優仲間からリアクションが。『Back in Action』の共演者であるキャメロン・ディアスは「私たちはあなたのことが大好き。世界はあなたのパワー、あなたの光、あなたの強さを必要としている。あなたが戻ってきてくれてとても嬉しい」、同じく同作で共演するグレン・クローズも「本当に良かった!」とコメント。そのほかにも、ウィル・スミス、ドウェイン・ジョンソン、ジャスティン・ティンバーレイク、LL・クール・J、ケヴィン・ハート、マイケル・B・ジョーダン、ジェレミー・レナーらがお見舞いのメッセージを送っている。

現在55歳のジェイミーは、コメディ番組「ザ・ジェイミー・フォックス・ショー」(1996〜2001)で人気を確立し、レイ・チャールズを演じた『Ray/レイ』(2004)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。その後も『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)、『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)などの話題作に出演している。

▼『ゼイ・クローン・タイローン ~俺たちクローン?~』の米国版予告編

出演最新作となる、ジョン・ボイエガ、テヨナ・パリス共演のコメディ映画『ゼイ・クローン・タイローン ~俺たちクローン?~』は、7月21日よりNetflixにて配信されている。