『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナンが、2人の息子とともに新作映画『ギリ義理ファミリー』のプレミアに出席したことをインスタグラムで報告した。
▼(左から)パリス・ブロスナン、ピアース・ブロスナン、ディラン・ブロスナン ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より ※以下写真すべて
6月26日にロサンゼルスにてNetflixの新作映画『ギリ義理ファミリー』のプレミアが開催。本作に出演したピアースは、26歳の息子ディラン、22歳の息子パリスとともにレッドカーペットに登場、ゴージャスな親子3ショットを披露した。
公開された写真では、ピアースはエレガントなブルーのスーツに身を包み、ディランは黒いスーツとネクタイ、パリスは黒いレザージャケットとパンツを着こなしている。
ピアースは主演のアダム・ディヴァインとニーナ・ドブレフとの記念写真もシェア。「私の息子たち、ディランとパリスと過ごした最高の夜。アダム・ディヴァインとニーナ・ドブレフと一緒に『ギリ義理ファミリー』の公開をお祝いしました!」と華やかなイベントを振り返った。
▼(左から)アダム・ディヴァイン、ニーナ・ドブレフ、ピアース・ブロスナン
ピアースは今年5月、パリスがロサンゼルスにあるロヨラ・メリーマウント大学スクール・オブ・フィルム&テレビジョンを卒業したことを報告。妻のキーリー・シェイ・スミスと卒業式に出席し、息子の門出をお祝いしていた。
▼(左から)キーリー・シェイ・スミス、パリス・ブロスナン、ピアース・ブロスナン
ピアースの2人の息子は、2020年に開催された第77回ゴールデングローブ賞授賞式でアンバサダーを務めて注目を集めた。ディランは2020年に著名な映画監督を輩出している南カリフォルニア大学映画芸術学部を卒業し、ミュージシャンやモデルとして活動している。パリスはモデルやアーティストとして活動し、父ピアースが出演した2022年公開の映画『ブラックアダム』にプロダクション・アシスタントとして参加した。
ピアースの出演最新作となる『ギリ義理ファミリー』は、『僕のミッシー』などを手掛けたタイラー・スピンデル監督によるアクションコメディ。結婚式を控える堅実な銀行支店長のオーウェン(アダム・ディヴァイン)は、勤務先の銀行が悪名高い強盗ゴースト・バンデットに襲われてしまい、その正体が婚約者パーカー(ニーナ・ドブレフ)の両親ではないかと疑い始める。主人公の婚約者の父ビリー役をピアース、母リリー役を『オーシャンズ13』などに出演したエレン・バーキンが演じる。予告編ではピアースが『007』の5代目ジェームズ・ボンドにまつわるジョークを飛ばすシーンも。『ギリ義理ファミリー』は2023年7月7日よりNetflixで配信が開始される。
▼『ギリ義理ファミリー』の米国版予告編
現在70歳のピアースは、最近はアクション映画『ザ・ミスフィッツ』(2021)、スリラー映画『フォールス・ポジティブ』(2021)、Amazonオリジナル映画『シンデレラ』(2021)、DC映画『ブラックアダム』(2022)などで活躍している。
プライベートでは2001年にキーリーと結婚し、パリスとディランを授かった。また、1980年から1991年まで結婚していた女優の故カサンドラ・ハリスとの息子で39歳のショーン、カサンドラと前夫の息子で50歳のクリストファー、娘の故シャーロットの父でもある。カサンドラは1991年に卵巣がんにより43歳で死去、連れ子のシャーロットは2013年に卵巣がんによって41歳で他界した。