ドリュー・バリモア「E.T.が本物だと信じていた」『E.T.』公開40周年にキャストたちが再会!

1982年公開の映画『E.T.』に出演したドリュー・バリモアが、同作のキャストたちとトーク番組で再会した。

▼(左から)ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、ロバート・マクノートン、ディー・ウォレス ディー・ウォレスのインスタグラム(thedeewallace)より

スティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒットSF映画『E.T.』が公開されてから今年で40年。本作に出演したドリューが司会を務める米トーク番組「ザ・ドリュー・バリモア・ショー」にて『E.T.』公開40周年記念インタビューが行われ、ゲストとして主人公エリオット役を演じたヘンリー・トーマス、母親のメアリー役を演じたディー・ウォレス、エリオットの兄マイケル役のロバート・マクノートンが登場した。

▼『E.T.』のキャストが再会した「ザ・ドリュー・バリモア・ショー」

番組では『E.T.』の撮影秘話で盛り上がった4人。エリオットの妹ガーティ役を演じたドリューは撮影当時6歳で、「私はE.T.が本物だと信じていた…E.T.を心から愛していた」と告白した。

キャストたちは、E.T.が本当に生きていると思っていたドリューの微笑ましいエピソードを披露。ヘンリーは「僕たちがステージにいてとても寒かった時、ドリューは衣装係の女性に、E.T.が風邪をひいてしまうから首に巻くスカーフがほしいとお願いしていた」と回想。ディーも「私たちはドリューがE.T.に話しかけているのを見ていて、そのことを(監督の)スティーヴンに知らせた。あれからスティーヴンは2人の男性にE.T.を動かしておくよう指示していたの。だから、ドリューがE.T.に話しかけにいくと、E.T.はいつでも反応することができた」と振り返った。ドリューは「私は本当に想像力が豊かだったのね!」と感慨深げな表情を見せ、キャストや監督は「まるで家族のようだった」と思い出を語っている。

現在47歳のドリューは、『E.T.』で子役スターとして有名になった後、『25年目のキス』(1999)、『チャーリーズ・エンジェル』(2000、2003)シリーズなどのヒット作で主演を務めた。以降は監督やプロデューサーとしても活動し、最近はNetflixのコメディドラマ「サンタクラリータ・ダイエット」(2017~2019)、『ザ・スタンド・イン』(2020)などに出演している。

ヘンリーは51歳になった現在も俳優として活躍中。最近はドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(2020)、「真夜中のミサ」(2021)などに出演。今後は名作「アッシャー家の崩壊」を原作としたNetflixのドラマ「The Fall of the House of Usher(原題)」などの新作に出演予定。73歳のディーは、近年はAmazonオリジナルドラマシリーズ「まほうのレシピ」(2016〜2019)など多数の作品に出演。55歳のロバートは80年代後半以降、演技の仕事から遠ざかっているが、2015年に映画『マミーVSフランケンシュタイン』で久しぶりに俳優活動を再開した。