『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に出演したエリザベス・オルセンが、今後MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品に出演する可能性についてトーク番組で語った。
▼エリザベス・オルセン 「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム(fallontonight)より
今年1月にディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」、5月に公開された映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役として登場したエリザベス。6月30日に米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演し、同役の再演についてコメントした。
▼エリザベスが出演したトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」
番組司会者のジミー・ファロンから「これからもマーベル作品に出演する?」と聞かれたエリザベスは、「そうだといいけど、私はこれからのことについて何も教えてもらってない。何も知らない」とコメント。「でも、私はカムバックするべきだと思ってる。ファンのみんなにもっと積極的になってもらって、マーベル・スタジオを脅かして何かさせるとか…。それは上手い方法じゃないけど…。でも、私はもっとやりたいと思ってる」と意欲を見せた。
出演最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は世界興収が9.5億ドルを超える大ヒットを記録したが、なんとエリザベスは同作を「まだ観ていない」とのこと。「私はプレミア上映の時に風邪をひいていて、ずっと席に座っていたくなかった。それで、コピー盤を送ってもらって映画を観たんだけど、映像には(違法コピーや転売を予防するために)私の名前や時間とかの文字が表示されていた。そんなふうに観たいとは思わなくて…。すごく気が散った」と、その理由を番組内で明らかにしている。
番組の終盤には、新型コロナのパンデミック前にエリザベスと結婚したという夫でミュージシャンのロビー・アーネットも登場。夫婦が共同執筆した子ども向けの絵本「Hattie Harmony: Worry Detective(原題)」のリリースをアピールした。
現在33歳のエリザベスは、子役スターだった双子のアシュレー&メアリー=ケイト・オルセンを姉に持ち、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)で本格的に映画デビュー。『GODZILLA ゴジラ』(2014)などの話題作に出演後、MCUのワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役に抜擢され、『アベンジャーズ』シリーズ(2015、2018、2019)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、「ワンダヴィジョン」(2021)、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)に登場した。今後の出演作には、実在の殺人犯キャンディ・モンゴメリーを演じる主演ドラマ「ラブ・アンド・デス(原題)」がある。