ジェシカ・チャステイン「嬉しくて頭がおかしくなりそう!」放送映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞!

『タミー・フェイの瞳』で主演を務めたジェシカ・チャステインが、アカデミー賞の前哨戦の一つ、放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)で最優秀主演女優賞を受賞。喜びの気持ちを自身のインスタグラムで伝えている。

▼ジェシカ・チャステインのインスタグラム(jessicachastain)より

3月13日(現地時間)に米ロサンゼルスと英ロンドンにて、第27回放送映画批評家協会賞の授賞式が開催。ジェシカは映画『タミー・フェイの瞳』で最優秀主演女優賞に輝いた。同賞には『ロスト・ドーター』のオリヴィア・コールマン、『ハウス・オブ・グッチ』のレディー・ガガ、『リコリス・ピザ』のアラナ・ハイム、『愛すべき夫妻の秘密』のニコール・キッドマン、『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートが候補になっていた。

仕事のため授賞式に出席できなかったジェシカは、インスタグラムを通じてメッセージを発信。米ノースカロライナ州のウィルミントンでディナーを食べていたところ、受賞結果を知ったようで、「嬉しくて頭がおかしくなりそう!本当にありがとうございます」とコメント。「とても感動していて光栄に思う。すごく興奮してる!たくさんワインを飲んでお祝いするわ。会場にいられたらよかったのに。本当に嬉しい!」と喜びを爆発させた。

▼ジェシカ・チャステインのインスタグラム(jessicachastain)より

▼『タミー・フェイの瞳』の米国版予告編

『タミー・フェイの瞳』は、1970年代から80年代にかけて米国でテレビ伝道師として大成功を収めた実在の夫妻、タミー・フェイとジム・ベイカーの栄光と失墜を描いた伝記映画。独特の歌い方とあらゆる人々を受け入れる寛大さで伝説的な存在になったタミー・フェイにジェシカが扮し、彼女の夫ジム・ベイカーを『tick, tick… BOOM!: チック、チック…ブーン!』のアンドリュー・ガーフィールドが演じている。本作は2022年2月2日にディズニープラスで配信がスタートした。

ジェシカは本作の演技で、3月27日(現地時間)に発表される第94回アカデミー賞主演女優賞にノミネート。先月2月27日に授賞式が行われたオスカー前哨戦、第28回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)でも主演女優賞を獲得している。

現在44歳のジェシカは、TVドラマの出演を経て『Jolene(原題)』(2008)で映画デビュー。『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(2011)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。『女神の見えざる手』(2016)、『モリーズ・ゲーム』(2017)ではゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、演技派として確固たる地位を築いた。『ツリー・オブ・ライフ』(2011)、『インターステラー』(2014)、『オデッセイ』(2015)、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)、『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』(2019)などの話題作でも活躍している。

今後の出演作に、エディ・レッドメインと共演するNetflixの新作クライム映画『The Good Nurse(原題)』がある。