『ワイスピ』ヴィン・ディーゼル、故ポール・ウォーカーの弟とカーフェスティバルで再会!

『ワイルド・スピード』シリーズのドミニク・トレット役でおなじみのヴィン・ディーゼルが、同シリーズでブライアン役を演じた故ポール・ウォーカーの弟コディ・ウォーカーと再会を果たした。

▼コディ・ウォーカー(左)、ヴィン・ディーゼル(右) ヴィン・ディーゼルのインスタグラム(vindiesel)より

先日11月30日は、自動車事故でこの世を去ったポールの8回目の命日。12月4日に米アリゾナ州フェニックスにて毎年恒例のカーフェスティバル「FuelFest」が開催され、会場を訪れたヴィンは、ポールの15歳下の弟でイベントを主催するコディと久しぶりに再会した。

ヴィンはコディと肩を組んだ動画を自身のインスタグラムにアップ。「僕の弟であるコディが、カーカルチャーを一つにしてくれてとても光栄に思う。彼を誇りに思うよ。きっとパブロ(=ポール)はそれ以上に彼を誇りに思っている」とコメント。コディは「足を運び、サポートしてくれた皆さん、ありがとう。そして、来てくれた僕のファミリーに感謝します」と伝えている。

コディはヴィンとのハグショットを自身のインスタグラムに投稿。「8年後。ありがとう」と亡き兄を偲びつつ、ヴィンとの再会を喜んだ。

▼コディ・ウォーカーのインスタグラム(codybwalker)より

▼ポールの遺作となった『ワイルド・スピード SKY MISSION』の予告編

イベントには、『ワイルド・スピード』シリーズでローマン役を演じるタイリース・ギブソンがゲスト出演。「FuelFest」の収益の一部は、ポールが2010年に設立し、現在はコディが運営しているチャリティ団体「リーチ・アウト・ワールドワイド(Reach Out WorldWide)」に寄付される。

ポールは2013年11月30日、友人が運転する車に乗っていたところ交通事故に遭い、40歳の若さで死去。当時撮影中だった『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、ポールの代役として彼の2人の弟、コディとケイレブ・ウォーカーが出演し、CGによる合成などによって完成、2015年に公開された。

ポールには2人の弟と2人の妹がおり、元恋人との間に娘でモデルとして活躍する23歳のメドウ・ウォーカーがいる。メドウは今年10月、俳優のルイ・ソーントン=アランと結婚。セレモニーではヴィンがメドウとバージンロードを歩き、ヴィンの13歳の娘ハニアがメイド・オブ・オナー(花嫁の付添人)を務めた。

今年迎えたポールの8回目の命日に、ヴィンはウェディングドレス姿のメドウと彼女を祝うハニアの2ショットをインスタグラムに投稿。「パブロ、この写真を見てほしい。きっと君を笑顔にしてくれるだろう」とつづって追悼していた。

▼ヴィンの娘ハニア(左)、ポールの娘メドウ(右) ヴィン・ディーゼルのインスタグラム(vindiesel)より

『ワイルド・スピード』シリーズは1作目の公開から今年で20年を迎え、8月にシリーズ第9弾にして最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開された。次の第10弾と第11弾が最終章となり、シリーズが幕を閉じることが決定している。