『ワイスピ』ポール・ウォーカーの娘、亡き父との思い出の映像を初公開「これを公開しようとは思いもしなかった」

人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズに出演し、2013年に自動車事故で死去したポール・ウォーカーの娘であるメドウ・ウォーカーが、亡き父との思い出の映像を自身のインスタグラムで初公開した。

▲メドウのバースデーサプライズに驚くポール メドウ・ウォーカーのインスタグラム(meadowwalker)より

現在21歳のメドウは、父ポールの誕生日を祝った思い出の映像を公開。ドアを開けて顔を出したポールに、メドウは大声で驚かせて「ハッピーバースデー!」とサプライズ。ポールは驚いた拍子でベッドに転がり、「びっくりした!」と胸を押さえつつ、嬉しそうな表情に。ポールがメドウを抱き寄せ、二人は笑ってハグを交わしている。

▲メドウ・ウォーカーのインスタグラム(meadowwalker)より

▲ハグをするポールとメドウ メドウ・ウォーカーのインスタグラム(meadowwalker)より

ポールが死去した当時は14歳だったメドウ。「この映像を公開しようなんて思いもしなかった。でも、そうしたほうがいいと思ったの。愛してる。どうかご無事で」とメッセージを発信している。

このエモーショナルな映像には『ワイスピ』のキャストたちも反応。第2弾『ワイルド・スピードX2』(2003)以降シリーズに出演し、ローマン役で知られるタイリース・ギブソンは「なんてことだ…会いたいよ!」とコメント。同シリーズにジゼル役として登場したガル・ガドットもハートの絵文字を送っている。

ポールは、カーレースに熱中する若者たちを描いたヴィン・ディーゼル共演のアクション映画『ワイルド・スピード』(2001)に主要キャラクターのブライアン役で出演。大ヒットを記録した同作はシリーズ化され、カーアクションを代表するメガヒットシリーズへと成長した。2013年11月30日、友人が運転する車に乗っていたポールは、交通事故により40歳の若さで死去。シリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)が遺作となった。

このほかの出演作には、『イントゥ・ザ・ブルー』(2005)、『南極物語』(2006)、『父親たちの星条旗』(2006)、『テイカーズ』(2010)、『スティーラーズ』(2013)、『フルスロットル』(2014)などがある。