オーランド・ブルーム「かろうじて死を免れた」23年前に背骨を骨折した事故を振り返る!

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られるオーランド・ブルームが、23年前の若かりし頃の写真を自身のインスタグラムに投稿。1998年に事故で背中に負った大怪我について振り返っている。

▲オーランド・ブルームのインスタグラム(orlandobloom)より

サイクリングが趣味の一つであるオーランドは、21歳だった頃の懐かしい写真を投稿。タンクトップ&ハーフパンツ姿で自転車に乗っている笑顔のオーランドの背中には、大きなサポーターが巻かれている。

キャプションで、オーランドは「これは、1998年に3階から落ちて背骨を骨折してから約3か月後、(背中を固定する)バック・ブレースをつけている僕だ」と説明。「かろうじて死を免れ、体は麻痺状態にならなかった」と、怪我から奇跡的に回復したことを振り返った。

「手足に毎日感謝している」というオーランドは、元気な体で自然の中でサイクリングを楽しんでいるフォトもアップ。「限界の壁を越え、刺激的な人生を送ることができているよ(もっと安全にね)」とつづっている。

▲オーランド・ブルームのインスタグラム(orlandobloom)より

オーランドは、2005年に米誌「GQ」のインタビューで、この事故について詳しく話している。当時、建物の排水管を飛び越えて屋上に上ろうとしていたようで、「事故を経験するまで、僕は生と死に対する正しい認識を持っていなかった」と振り返り、病院では「4日間、残りの人生を車椅子で生活するということを考えていた」という。「この事故が自分の人生における全てを教えてくれた」と人生観が変化したと明かし、「どんな場所もレーストラックだと思いながらバイクや車を運転していたけど、ばかげていたよ。それがクールだと思っていたんじゃなくて、スリルを味わうのが好きだったんだ。でも、これで冷静になった」と語っている。

イギリス出身で現在44歳のオーランドは、1997年に『オスカー・ワイルド』で映画デビュー。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(2001、2002、2003)で世界的知名度を上げ、ジョニー・デップ主演の人気アドベンチャー『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(2003、2006、2007、2017)ではウィル・ターナー役を演じ、高い人気を獲得した。最近はドラマシリーズ「カーニバル・ロウ」(2019~)、『アウトポスト』(2019)などに出演している。

私生活では2児の父で、元妻でモデルのミランダ・カーとの間に10歳の息子フリンがおり、昨年8月に婚約者のケイティ・ペリーとの娘デイジー・ダヴが誕生した。