『クワイエット・プレイス』で知られるジョン・クラシンスキーが、みずから監督を務めたシリーズ第2弾『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の先行上映が行われた映画館をサプライズ訪問した。
▲ジョン・クラシンスキーのインスタグラム(johnkrasinski)より
新型コロナの感染拡大により約1年間の公開延期を経て、大ヒットホラーの最新作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』がまもなく公開される。それに先立ち、前作に続き監督を務めたジョンが、同作の先行上映が行われた米フロリダ州マイアミにある映画館「AMC Sunset Place 24」を訪問。その様子がジョンのインスタグラムで公開された。
映画館に到着したジョンは、「僕はみんなで一緒に映画を観られるようになってから『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』を公開すると言ったんだ。そして、今がその時だ」と期待に胸を膨らませる。劇場にサプライズ登場したジョンは、観客から大きな歓声で迎えられ、「全国の劇場を回り、こんなふうに立ち寄って感謝を伝えるよ。映画館に行って、一緒に映画を観よう。ありがとう!」と挨拶。さらに、劇場にセットされたフォトブースに登場するなど映画ファンを喜ばせた。
▲ジョン・クラシンスキーのインスタグラム(johnkrasinski)より
▲ジョン・クラシンスキーのインスタグラム(johnkrasinski)より
2018年に公開された前作『クワイエット・プレイス』は、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で生き延びた一家の過酷なサバイバルを描き、全米累計興収1億8800万ドル以上の大ヒットを記録。物語と同じ極度の緊張感を味わえる新たな映画体験が話題となった。
最新作では、一家の母エヴリンが、生まれたばかりの赤ん坊と2人の子供たちを連れ、新たな避難場所を求めてノイズと危険が溢れる外の世界に出発し、敵か味方か分からない生存者たちに遭遇する。主演は、ジョンと実生活でも夫婦であるエミリー・ブラントが続投。新キャストとして『ダンケルク』のキリアン・マーフィが出演する。本作は6月18日に日本公開予定だ。
現在41歳のジョンは、2000年から俳優としてキャリアをスタートさせ、イギリスの大ヒットTVドラマをリメイクしたアメリカ版「ジ・オフィス」(2005〜2013)で一躍人気に。以降は『かけひきは、恋のはじまり』(2008)、『恋するベーカリー』(2009)、『プロミスト・ランド』(2012)、『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013/声の出演)などに出演。人気TVシリーズ「CIA分析官 ジャック・ライアン」(2018〜)では主演を務めている。監督としては、2009年に『Brief Interviews with Hideous Men(原題)』でデビュー。出演も兼ねた『クワイエット・プレイス』(2018)は、2018年度No.1ヒットホラーとなった。