マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のソー役でおなじみのクリス・ヘムズワースが、2011年の映画『マイティ・ソー』公開10周年をお祝いしてメッセージを自身のインスタグラムに投稿した。
▲ロキ役のトム・ヒドルストン(左)、ソー役のクリス・ヘムズワース(右)
クリス・ヘムズワースのインスタグラム(chrishemsworth)より
2011年5月6日に『マイティ・ソー』が米国で公開されてから10年。同作のソー役でブレイクを果たしたクリスは、ロキ役を演じたトム・ヒドルストンとの懐かしいフォトをシェアした。「2人の無名の若者が王国への鍵を与えられた『マイティ・ソー』が今年で公開10周年を迎える。ものすごい体験をしてきたけど、僕たちは全く変わってないね」と、ジョークを交えてつづっている。
さらに、2009年に米メディア「ヴァルチャー」が報じたニュースも紹介。『マイティ・ソー』に“無名の”2人がキャスティングされたという記事をシェアして当時を懐かしんだ。
▲クリス・ヘムズワースのインスタグラム(chrishemsworth)より
今ではハリウッドの大スターとなったクリス&トム。『マイティ・ソー』への出演が決定した当時、25歳だったクリスは母国オーストラリアから映画『スター・トレック』でハリウッドに進出したばかり。一方、28歳だったトムは舞台を中心に活動していた。
シリーズ第1弾となった『マイティ・ソー』以降、2人はヒーローたちが集結する『アベンジャーズ』(2012)を経て、第2弾『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、第3弾『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に出演。クリスは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)にも登場し、トムとは再び『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で共演した。
現在、クリスはシリーズ第4弾となる『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』を撮影中。前作に続きタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとり、ジェーン役のナタリー・ポートマン、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投、MCU『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラット、ネビュラ役のカレン・ギランが出演する。さらに、悪役として『ダークナイト』シリーズで知られるクリスチャン・ベールが参戦。また、前作に登場したマット・デイモン、『グラディエーター』で知られるラッセル・クロウらがカメオ出演する。同作は2022年5月6日に米国公開予定だ。
一方、トムが主演を務める、ロキを主人公にしたディズニープラスのドラマシリーズ「ロキ」が6月9日から配信がスタート。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で四次元キューブを手にしたロキの新たな冒険が描かれる。監督はドラマ「セックス・エデュケーション」のケイト・ヘロン。共演は『ワンダー 君は太陽』のオーウェン・ウィルソンらが名を連ねる。
現在37歳のクリスは、最近は『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)、『タイラー・レイク –命の奪還−』(2020)などに出演。今後は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスピンオフで、2023年公開予定の『フュリオサ(原題)』に出演する。現在40歳のトムは、Apple TV+の新作ドラマ「The Essex Serpent(原題)」を撮影中だ。