シュワ「大統領に描いてもらえるなんて!」ブッシュ元米大統領が描いた肖像画を披露!

『ターミネーター』シリーズで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、ジョージ・W・ブッシュ元米大統領が描いた自身がモデルの油絵をインスタグラムで披露した。

▲アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より

2001年から2009年まで第43代大統領を務め、退任後は趣味で油絵を描いているというブッシュ氏が、アメリカの移民たちを描いた43の油絵のコレクションと彼らの人生のストーリーを収めた画集「Out of Many One: Portraits of America’s Immigrants(原題)」を4月20日に出版した。

画集には、オーストリア出身のシュワの肖像画も収められている。同書の発売を記念して、4月18日に行われたバーチャルイベントに、元カリフォルニア州知事でもあるシュワが特別ゲストとしてリモート参加した。

▲ジョージ・W・ブッシュ元大統領(左)、アーノルド・シュワルツェネッガー(中央)
アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より

21歳の時にオーストリアからアメリカへ移住し、ボディビルダーとして成功したシュワ。インスタグラムでイベントを振り返り、「この国に移住してきた時、たくさんの大きな夢を抱いていたけど、大統領に自分を描いてもらえる日がくるなんて夢にも思わなかった」と投稿。「特別な存在である移民たちを描いてくださりありがとうございます」とブッシュ氏に感謝の気持ちを伝え、「賢明な移民政策を推進するために協力することを楽しみにしています」とつづっている。

▲アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より

現在73歳のシュワは、ボディビルダーとして活躍後、俳優に転身。『コナン・ザ・グレード』(1982)で一躍有名になり、『ターミネーター』(1984)でT-800役を演じ世界的スターとなった。その後も『コマンドー』(1985)、『プレデター』(1987)、『トータル・リコール』(1990)、『ターミネーター2』(1991)、『トゥルーライズ』(1994)など数々のアクション映画がヒット。2003年から2011年に米カリフォルニア州知事を務めた後、俳優業に復帰した。

そのほかの出演作は、『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997)、『エクスペンダブルズ』(2010)、『エクスペンダブルズ2』(2012)、『ラストスタンド』(2013)、『大脱出』(2013)、『サボタージュ』(2014)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)など。2019年11月に公開された『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、再びT-800役として登場した。今後は、アクションコメディ『カン・フューリー2』(原題)などに出演予定だ。