『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役として知られるピアース・ブロスナンが、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演のDC映画『ブラックアダム(原題)』に出演することが決定した。
▲ピアース・ブロスナン
ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より
『ブラックアダム』は、2019年に公開されたDCコミックス原作の映画『シャザム!』のヒーロー、シャザムの宿敵ブラックアダムを主人公にした映画。ピアースは本作で、強力な魔術を操るヒーロー、ドクター・フェイト役として出演することを自身のインスタグラムで発表した。
スーパーヒーロー映画に初出演するピアースは、「アロハ、ザ・ロック。君と一緒に仕事ができること、ドクター・フェイト役を演じるのを楽しみにしているよ。さぁ、プレイボールだ」と意気込みをつづっている。
主演のドウェインがブラックアダム役を務め、このほかの出演は、ホークマン役に『あの夜、マイアミで』のオルディス・ホッジ、アトム・スマッシャー役に『好きだった君へのラブレター』のノア・センティネオ、サイクロン役にドラマ「トリンケット ~小さな宝物~」のクインテッサ・スウィンデル。監督は、2021年内公開予定のディズニー映画『ジャングル・クルーズ』でもドウェインとタッグを組んだジャウム・コレット=セラが務める。同作は4月に米アトランタにて撮影が開始される予定だ。
▲(左から)オルディス・ホッジ、ノア・センティネオ、ドウェイン・ジョンソン、クインテッサ・スウィンデル、ピアース・ブロスナン
ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より
現在67歳でアイルランド出身のピアースは、1980年に『長く熱い週末』でスクリーンデビュー。TVシリーズ「探偵レミントン・スティール」(1982~1987)で主役を務めて人気を博し、『バーチャル・ウォーズ』(1992)、『ミセス・ダウト』(1993)、『めぐり逢い』(1994)などに出演した。その後、『007』シリーズ第17弾『007 ゴールデンアイ』(1995)で5代目ジェームズ・ボンドに就任。シリーズ第20弾『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)までボンド役を務め上げた。
そのほかの主な出演作は、『マーズ・アタック!』(1996)、『トーマス・クラウン・アフェアー』(1999)、『マンマ・ミーア!』(2008)、『ゴーストライター』(2010)、『リメンバー・ミー』(2010)、『ザ・フォーリナー/復讐者』(2016)、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』(2018)、『ユーロビジョン歌合戦~ファイア・サーガ物語~』(2020)など。待機作には、2021年7月に米国公開予定のディズニー実写映画『シンデレラ(原題)』などがある。