マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のトニー・スターク/アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jr.が、子どもたちの投票によって受賞者が決まるキッズ・チョイス・アワード 2021で「お気に入りの映画男優賞」を受賞した。
▲授賞式に出席したロバート・ダウニー・Jr.
ロバート・ダウニー・Jr.のインスタグラム(robertdowneyjr)より
3月13日(現地時間)に、キッズ向け番組を発信する米TVチャンネル、ニコロデオン主催の授賞式、キッズ・チョイス・アワード 2021が開催。同授賞式は、映画やTV、アニメ、音楽、スポーツなど、各ジャンルで活躍したスターを子どもたちの投票によって表彰し、受賞者は緑色のスライム攻撃を受けるのが恒例となっている。
ロバートは、2020年に公開された映画『ドクター・ドリトル』で、お気に入りの映画男優賞を受賞!セレモニーでスライムまみれになった写真を自身のインスタグラムに投稿し、受賞の喜びを伝えている。
全身にグリーンのスライムを被ったロバートは、「ハルクだけが緑色に変わると思ってたよ!」とコメント。「キッズ・チョイス・アワードでお気に入りの映画男優賞を授賞できてとても光栄だ…皆さんがいなければ不可能なことだった。心から感謝しているよ!」とメッセージを発信した。
▲ロバート・ダウニー・Jr.のインスタグラム(robertdowneyjr)より
お気に入りの映画男優賞にはロバートのほか、『ソニック・ザ・ムービー』のジム・キャリー、『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』のウィル・フェレル、『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダ、『ワンダーウーマン 1984』のクリス・パイン、『ヒュービーのハロウィーン』のアダム・サンドラーがノミネート。「お気に入りの映画賞」には『ワンダーウーマン 1984』が輝いた。
今年は無観客での開催となったセレモニーでは、俳優&コメディアンのキーナン・トンプソンが司会を務め、人気シンガーのジャスティン・ビーバーらがライブパフォーマンスを披露した。
現在55歳のロバートは、1987年に『ピックアップ・アーチスト』で映画初主演。『チャーリー』(1992)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)ではアカデミー賞助演男優賞の候補に。MCU『アイアンマン』(2008)でトニー・スターク/アイアンマン役を演じ、シリーズの集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで同役を好演した。『シャーロック・ホームズ』(2009)、続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2011)のヒットでも知られる。
そのほかの主な出演作は、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)、『ゾディアック』(2007)、『ジャッジ 裁かれる判事』(2014)、『ドクター・ドリトル』(2020)など。待機作には、ジェイミー・フォックスが監督を務めるコメディ『オールスター・ウィークエンド(原題)』がある。