『トロン:レガシー』などに出演し、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルドが、交際中のシンガーで俳優のハリー・スタイルズを絶賛した。
▲ハリー・スタイルズ
オリヴィア・ワイルドのインスタグラム(oliviawilde)より
オリヴィアは、2作目の監督作となる映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』(原題)の撮影が終了したことをインスタグラムで報告。本作は、1950年代の米カリフォルニアの砂漠を舞台に、孤立したユートピアなコミュニティーを描くサイコ・スリラー。『ミッドサマー』、『ブラック・ウィドウ』に出演のフローレンス・ピューが主演を務め、『ダンケルク』で俳優デビューしたハリー・スタイルズ、『スター・トレック』シリーズのクリス・パインら豪華キャストが出演することで話題となっている。
本作をきっかけに、現在36歳のオリヴィアは映画に出演した27歳のハリーと交際に発展。今年1月初め、2人が友人の結婚式で手を繋いでいる姿が目撃され、熱愛が報じられた。
映画の舞台裏の写真をインスタグラムで複数シェアしたオリヴィアは、クラシックな車に乗ったハリーの後ろ姿を撮影した一枚を公開。「あまり知られていない事実。ほとんどの男性俳優は、女性が主演の映画で脇役を務めたがらない。この業界は、こうした役を受けると力(経済的価値)が低下すると男性俳優たちに信じさせてきた。これが、女性が主人公のストーリーに焦点を当てた映画で資金を調達するのが難しい理由の一つでもある。冗談ではなくて、女性がスポットライトを浴びることに価値がある理由を認識している男性俳優を探すのは本当に大変なの」と投稿した。
本作でジャックという脇役を務めたハリーについて、オリヴィアは、「才能あるフローレンス・ピューがアリス役として主演を務められるよう支えることを楽しんだだけでなく、あらゆるシーンに繊細な人間性を吹き込んでくれた」と絶賛。「彼は私たちの映画に参加する必要はなかったのに、謙虚さと優美さをもって乗り込んでくれた。その才能、温かさ、そして後ろへ走行させる能力で、私たちを毎日感心させた」とつづっている。
このほかオリヴィアは、主演を務めたフローレンス・ピュー、出演のクリス・パイン、映画のクルーたちにも賛辞を贈っている。
▲オリヴィア・ワイルド(中央)
オリヴィア・ワイルドのインスタグラム(oliviawilde)より
▲オリヴィア・ワイルド(左)、フローレンス・ピュー(右)
オリヴィア・ワイルドのインスタグラム(oliviawilde)より
▲オリヴィア・ワイルド(左)、クリス・パイン(右)
オリヴィア・ワイルドのインスタグラム(oliviawilde)より
オリヴィアは昨年11月、2013年に婚約した俳優のジェイソン・サダイキスと破局した。2人の間には、6歳の息子オーティスくんと4歳の娘デイジーちゃんがいる。
オリヴィアは、TVドラマ「The O.C.」(2003〜2004)で注目され、『ガール・ネクスト・ドア』(2004)で映画デビュー。大ヒット医療ドラマシリーズ「Dr. HOUSE/ドクターハウス」(2007〜2012)ではサーティーンことレミー・ハドリー役を好演し、SFアクション『トロン:レガシー』(2010)、ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード共演の『カウボーイ&エイリアン』(2011)、クリント・イーストウッド監督の『リチャード・ジュエル』(2019)などの話題作に出演した。2019年にコメディ映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編初監督を務め、同作はハリウッド映画賞ブレイクスルー監督賞を受賞するなど高い評価を受けた。
主な出演作には、『スリーデイズ』(2010)、『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』(2011)、『TIME/タイム』(2011)、『ラッシュ/プライドと友情』(2013)、『her/世界でひとつの彼女』(2013)、『サード・パーソン』(2013)、『ラザロ・エフェクト』(2015)、『クーパー家の晩餐会』(2015)、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』(2018)などがある。