『ロッキー』シリーズで知られるシルヴェスター・スタローンが、同シリーズの第4弾となる1985年の映画『ロッキー4/炎の友情』公開35周年をお祝いするメッセージをインスタグラムに投稿した。
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
シルヴェスターの代表作の一つで、ボクシング映画の金字塔『ロッキー』シリーズの第4弾となる1985年の映画『ロッキー4/炎の友情』の公開から35年。主演を務めたシルヴェスターは、自身が演じた主人公ロッキーとドルフ・ラングレン演じる最強ボクサー、イワン・ドラゴとの死闘シーンを投稿し、アニバーサリーを祝福した。
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
シルヴェスターは、「今日は『ロッキー4/炎の友情』公開35周年記念日!映画史上最も過酷なボクシングの試合シーンに携わることができてとても誇りに思うよ!血と汗と涙を流してくれたドルフ・ラングレンに感謝している。これを成し遂げたことは、いまだに信じられないよ」と、感慨深げにコメントした。
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
名シーンを切り取ったフォトには、ドラゴ役を演じたドルフも反応。「わぁ、この写真を見ると記憶が甦るよ。いい思い出もあるし、すごく痛かったことも思い出すね。スライ(=シルヴェスターの愛称)、僕に大きなチャンスを与えてくれて、そして、何年にもわたって素晴らしい友人でいてくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝えた。
▲シルヴェスター・スタローンのインスタグラム(officialslystallone)より
ドルフも自身のインスタグラムで、「35年前の今日は、『ロッキー4/炎の友情』のプレミアだった。スウェーデンの若い工科大生にとって素晴らしい経験だったよ。僕をショービジネスの世界に迎えてくれて、何年にもわたって素晴らしい友人でいてくれるシルヴェスター・スタローンに感謝!ありがたいことに、僕たちは今もパンチを続けているよ」と、同作への想いをつづっている。
ドルフは、『ロッキー』シリーズのその後を描く、マイケル・B・ジョーダン主演の2018年公開の映画『クリード 炎の宿敵』にもイワン役として出演し、ロッキー役のシルヴェスターと再共演を果たした。2人はこのほか、2010年のアクション映画『エクスペンダブルズ』でも共演している。
『ロッキー4/炎の友情』の監督・脚本も務めたシルヴェスターは、8月末に自身のインスタグラムで、同作の公開35周年記念に向けてディレクターズ・カット版の制作が進行中であることを発表。「『ロッキー4/炎の友情』公開35周年を記念して、ディレクターズ・カット版の制作に取り組んでいるよ。これまでのところ、上出来だ」と報告していた。
シルヴェスターは、自ら脚本を書き上げたボクシング映画『ロッキー』(1976)で主演を務め、同作はアカデミー賞作品賞を受賞、自身も脚本賞と主演男優賞にノミネート。同作はシリーズ化され、第6弾『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)まで製作された。また、同シリーズの新たな物語『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)、『クリード 炎の宿敵』(2018)にもロッキー役として再び登場している。
ハリウッドを代表するアクション俳優の一人であるシルヴェスターは、『ロッキー』シリーズのほか、元グリーンベレーの兵士の戦いを描く『ランボー』シリーズ(1982、1985、1988、2008、2019)も世界的に高い人気を誇る。このほかの出演作には、『コブラ』(1986)、『クリフハンガー』(1993)、『デモリションマン』(1993)、『スペシャリスト』(1994)、『ジャッジ・ドレッド』(1995)、『デイライト』(1996)、『コップランド』(1997)、『リベンジ・マッチ』(2013)、『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010、2012、2014)、『大脱出』シリーズ(2013、2018、2019)などがある。