人気歌手リタ・オラ「重大で許しがたい判断の誤り」ロックダウン中に30歳の誕生日会を開き謝罪!

『フィフティ・シェイズ』シリーズなどに出演した人気シンガーのリタ・オラが、自身の30歳の誕生日をお祝いしたフォトをインスタグラムで公開。しかし、誕生日を記念して開催したパーティーにより、謝罪する事態となってしまった。

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

11月26日に30歳のバースデーを迎えたリタは、メタリックなシルバーのシャツ&レザーパンツ姿で自身の誕生日をお祝い。「ハッピーバースデー、リタ」とデコレーションされた華やかなケーキや、部屋いっぱいに飾られたたくさんの花束を披露した。

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

今年は新型コロナウイルスによるパンデミックの中で誕生日を迎えることになり、リタは、「私とケーキ、そして息ができないほどのパンツ。みんなからの愛に感謝。誕生日に何もしないのは変だと思ったから、ドレスアップしてケーキを食べたわ」とコメント。「私が生まれた日にたくさんの愛を注いでくれて、どうもありがとう。みんなにこれからもずっと感謝する。今日は、朝食、ランチ、ディナーで残りのケーキを食べるよ」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

▲リタ・オラのインスタグラム(ritaora)より

リタが滞在している英イングランドでは、新型コロナの感染再拡大により、2度目のロックダウンが11月5日から12月2日まで行われている。今年の誕生日は控えめに祝った様子のリタだったが、英メディア「BBC」によると、リタはウエスト・ロンドンのレストランで約30人の友人たちと誕生日パーティーを開催し、規制違反によりロンドン警視庁が出動する事態となった。

その後、リタは今回の騒動についてインスタグラムのストーリーでコメントを発表。「私の30歳の誕生日を祝うため、私は数人の友人たちとともに小さな集まりに参加しました」と認め、「規則を破ってしまい、心からお詫びします」と謝罪した。また、「重大で許しがたい判断の誤りでした。規制について考えると、こうした行動がいかに無責任であるかを理解し、私は全ての責任を負います。この恐ろしい病気と闘うため、人々がどれほど懸命に働いているか身をもって理解し、とても恥ずかしく思っています。私たちの安全を守るために人々や企業が払った犠牲も承知しています。この問題が解決するとは思いませんが、本当に申し訳ありがません」とメッセージを発信した。

英メディア「ザ・サン」は、リタが今回の件で1万ポンド(約140万円)の罰金を支払うことを申し出たと報じている。

コソボ出身、ロンドン育ちのリタは、DJフレッシュのシングル「ホット・ライ・ナウ feat. リタ・オラ」(2012)に客演し、本国イギリスで首位を記録。同年、デビュー・アルバム「オラ」(2012)をリリースし、イギリスで初登場1位を獲得、本アルバムからのシングル「R.I.P.」と「ハウ・ウィー・ドゥ(パーティ)」も続けざまにイギリスで1位を獲得し、2012年唯一となる3曲連続全英シングル1位の快挙を達成した。その後、「アイ・ウィル・ネヴァー・レット・ユー・ダウン」(2014)も見事イギリスで首位を獲得し、2018年には2枚目のアルバム「フェニックス」をリリースした。

女優としては、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)へのカメオ出演で銀幕デビューを果たし、『フィフティ・シェイズ』シリーズ(2015~2018)全作品に主人公の妹ミア・グレイ役で出演。その後も『名探偵ピカチュウ』(2019)でアン・ローラン博士役を務めるなど、活躍の場を広げている。待機作には、故キャリー・フィッシャー出演のファンタジー『ワンダーウェル』(原題)、チャールズ・ディケンズの名作「オリバー・ツイスト」を再映画化する『ツイスト』(原題)がある。