ジェフ・ブリッジス「励ましの言葉や愛をもらえて嬉しい」悪性リンパ腫を公表後、治療中のフォトを公開

『ビッグ・リボウスキ』や『トゥルー・グリット』などに出演したジェフ・ブリッジスが、悪性リンパ腫と診断されたことを公表後、治療中の姿をインスタグラムで公開した。

▲ジェフ・ブリッジスのインスタグラム(thejeffbridges)より

10月19日、ジェフは悪性リンパ腫と診断されたことをインスタグラムで公表。「リンパ腫と診断された。深刻な病気だけど、素晴らしい医療チームに恵まれて幸運だと感じている。そして、予後は良好だ。治療を開始していて、回復の経過を投稿し続けるよ」と伝えていた。

その後、治療を受けている姿をアップしたジェフ。「連絡をくれてどうもありがとう。みなさんから励ましの言葉や愛をもらえて嬉しいよ!僕のサイトで報告をシェアするよ」と、自身のウェブサイトで回復の経過を報告すると伝えた。

ジェフのウェブサイトでは直筆で、「このがんは、尊さや感謝の気持ち、古き良き愛など多くのことをもたらしてくれる。そうしたものを実感できて、ありがたく思っている。ある種のウイルスのように、この全ての愛は伝染する」とコメント。「みなさんと協力して、人々にとって美しい生活と世界を創造したいと思っているよ。頑張ろう」というメッセージがつづられている。

病気を公表したジェフの投稿には、ジュリアン・ムーア、ジェレミー・レナー、ミシェル・ファイファー、エル・ファニング、アーロン・ポールら俳優仲間が激励のメッセージを送っている。

現在70歳のジェフは、1970年に本格的に映画デビュー。『ラスト・ショー』(1971)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『サンダーボルト』(1974)でも同賞の候補になった。その後、『キングコング』(1976)、『トロン』(1982)、『フィッシャー・キング』(1991)、『ビッグ・リボウスキ』(1998)、『アイアンマン』(2008)などの話題作に多数出演。カントリーシンガーを熱演した『クレイジー・ハート』(2009)では、5度目のノミネートでアカデミー賞主演男優賞に輝いた。以降も、『トゥルー・グリット』(2010)、『最後の追跡』(2016)でアカデミー賞ノミネートを果たしている。

主な出演作には、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)、『隣人は静かに笑う』(1998)、『ザ・コンテンダー』(2000)、『ヤギと男と男と壁と』(2009)、『トロン:レガシー』(2010)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)、『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)などがある。