ジャスティン・ティンバーレイク、『ソーシャル・ネットワーク』公開10周年を振り返る「多くのことが変化した」

『ソーシャル・ネットワーク』に出演した歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクが、同作の米国公開から10周年を迎えたことを、自身のインスタグラムで報告した。

▲ジャスティン・ティンバーレイク(左)、ジェシー・アイゼンバーグ(右)
ジャスティン・ティンバーレイクのインスタグラム(justintimberlake)より

2010年に公開されたデヴィッド・フィンチャー監督による『ソーシャル・ネットワーク』は、SNSサイト「フェイスブック(Facebook)」の誕生秘話を描いたノンフィクション映画。フェイスブックの創設者であるマーク・ザッカーバーグをジェシー・アイゼンバーグ、マークに助言する実業家で同サイトの初代CEOを務めたショーン・パーカーをジャスティンが演じた。同作は高く評価され、アカデミー賞では作品賞ほか8部門にノミネート、脚色賞ほか3部門を受賞し、数々のアワードで賞に輝いた。

29歳の時に同作に出演したジャスティンは、ショーンに扮した自身と、マーク・ザッカーバーグ役のジェシーと並んだ写真を投稿。「10年前の今日、『ソーシャル・ネットワーク』が公開された。この10年間で多くのことが変化した。これは控えめな表現だよ…でも、このくらいにしておこう」と感慨深げに振り返った。

さらに、劇中でジャスティン演じるショーンが、ジェシー演じるマークにアドバイスするシーンで言う台詞「“ザ(The)”は取れ。そのほうが、よりクリーンだ」と付け加えている。フェイスブックは、2004年に「ザ・フェイスブック(The Facebook)」というサイト名でサービスがスタート。現在の名称に変更されるシーンが映画にも登場する。

ジャスティンは、グラミー賞10冠、エミー賞4冠に輝く総合エンターテイナー。1998年、ボーイズグループ「イン・シンク」の一員としてデビューアルバムを発表し、トータルセールス4,000万枚以上という偉業を達成。アルバム「ジャスティファイド」(2003)でソロデビューし、ミュージシャンとして一躍人気に。一方で、『エジソン』(2005)で映画初出演を果たし、その後も『ブラック・スネーク・モーン』(2006)や『シュレック3』(2007/声の出演)、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)などに出演し、『TIME/タイム』(2011)では主演を務めた。『トロールズ』(2016)では声優だけでなく音楽プロデュースも手掛け、自身が歌唱した主題歌「Can’t Stop The Feeling!」は第89回アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた。

そのほかの主な出演作には、『バッド・ティーチャー』(2011)、『ステイ・フレンズ』(2011)、『人生の特等席』(2012)、『ランナーランナー』(2013)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)、『女と男の観覧車』(2017)など。最新作となるアニメーション映画『トロールズ ミュージック★パワー』は、10月2日より公開中だ。