ミラ・ジョヴォヴィッチ、長女とともに抗議デモの現場へ!「娘が声を上げる手助けをしたい」

『バイオハザード』シリーズで知られるミラ・ジョヴォヴィッチが、娘のエヴァーと夫とともに、人種差別反対を訴える抗議デモに参加した様子を自身のインスタグラムで公開した。

▲(右から)抗議デモでボードを掲げるミラ・ジョヴォヴィッチ、ポール・W・S・アンダーソン、娘のエヴァー
ミラ・ジョヴォヴィッチのインスグラム(millajovovich)より

黒人の人種差別反対を訴える「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)」を掲げた抗議運動が世界各地で連日続いている中、ミラは、夫で『バイオハザード』シリーズを手がけた映画監督のポール・W・S・アンダーソンと、12歳の長女エヴァーとともに、抗議デモに参加した。

公開された写真では、多くの人がマスクをつけて並んでいる通りで、ミラとエヴァーは、「黒人の女性の命は大切だ(Black Women’s Lives Matter)」と書かれたボードを、ポールは、警官の不当な扱いにより犠牲となった女性たちの名前が書かれたリストを掲げている。

3児の母でもあるミラは、「両親として、夫と私は、長女(エヴァー)が抗議運動で声を上げることを手助けしたかった。ブラック・ライヴズ・マターを支持して世界中で起こっている、正義のためのこの素晴らしいムーブメントを実際に感じてもらいたいと思ったの」と投稿。さらに、「私は娘に、小さな行動が自分よりもはるかに大きなものと繋がっていると感じさせ、他の人を刺激して行動を起こさせるということを示すことができた」と、声を上げて行動することの大切さについてつづっている。

今回のムーブメントの発端となった、5月末に米ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官による暴行で死亡した事件を受け、インスタグラムで思いを発信していたミラ。首を抑えられたジョージ・フロイド氏が発した「息ができない(#ICan’tBreathe)」と書かれた紙を手にし、警官に殺害された犠牲者たちの名前をバックに、「これは、いわゆる司法制度に殺害されたアフリカ系アメリカ人の一部の名前よ。これを“今”、止める必要があるの」と訴えていた。

▲ミラ・ジョヴォヴィッチのインスグラム(millajovovich)より

ミラは、『トゥー・ムーン』(1988)でスクリーンデビューし、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(1997)に出演し注目を浴びた後、『ジャンヌ・ダルク』(1999)で主演を務めた。サバイバルアクションホラー『バイオハザード』(2002)では主人公アリス役を演じ、世界的なヒットを記録。シリーズ最終章となる第6弾『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016)まで同役で出演した。

このほかの主な出演作は、『ズーランダー』(2001)、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(2011)、『フェイシズ』(2011)、『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』(2017)、『ヘルボーイ』(2019)など。今年は、カプコンの大ヒットゲームをハリウッドで実写映画化する主演映画『モンスターハンター』(原題)が9月4日より日本で公開される予定だ。