『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役として知られるピアース・ブロスナンが、大学を卒業した23歳の息子ディラン・ブロスナンとの2ショット写真を自身のインスタグラムで公開した。
▲ピアース・ブロスナン(左)、ディラン・ブロスナン(右)
ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より
アメリカでは卒業シーズンを迎えており、ディランはこの春、ジョージ・ルーカスやロバート・ゼメキスなど著名な映画監督を輩出している名門校、南カリフォルニア大学映画芸術学部(USC School of Cinematic Arts)を卒業。公開された写真では、半袖の白いシャツ姿のピアースが、角帽を被りガウンに身を包んだディランと肩を組んで、嬉しそうな表情を浮かべている。
▲ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より
ピアースは、「ディラン、南カリフォルニア大学映画芸術学部の卒業おめでとう。新たな世界に進み、自分の力でやり遂げるんだ。何物をも恐れず、勇敢で寛大な心を持つこと。愛してるよ、父より」と祝福のメッセージを投稿。
さらに、ピアースの妻であるキーリー・シェイ・スミスと息子の2ショット写真も。キーリーも黒のハートマークを3つ投稿し、息子の門出を祝った。
▲キーリー・シェイ・スミス(左)、ディラン・ブロスナン(右)
ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より
映像を学んだディランは、17歳の時にファッションブランド「サンローラン(Saint Laurent)」のキャンペーンビジュアルに起用され、モデルデビューも果たしている。また、今年1月に開催された第77回ゴールデン・グローブ賞の授賞式では、弟のパリス・ブロスナンとともにセレモニーのアンバサダーを務めた。
ピアースには3人の息子がおり、1991年に死別した前妻カサンドラ・ハリスとの間に、俳優として活動している36歳のショーン・ブロスナン、2001年に再婚した現在の妻キーリーとの間に、ディランと19歳のパリスがいる。
アイルランド出身のピアースは、『長く熱い週末』(1980)でスクリーンデビューを果たし、TVシリーズ「探偵レミントン・スティール」(1982~1987)で主役を務めて人気を博す。その後、『バーチャル・ウォーズ』(1992)、『ミセス・ダウト』(1993)、『めぐり逢い』(1994)などに出演し、『007』シリーズ第17弾『007 ゴールデンアイ』(1995)で5代目ジェームズ・ボンドに就任。シリーズ第20弾『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)までボンド役を務め上げた。
そのほかの主な出演作には、『マーズ・アタック!』(1996)、『テイラー・オブ・パナマ』(2001)、『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(2004)、『マンマ・ミーア!』(2008)、『ゴーストライター』(2010)、『リメンバー・ミー』(2010)、『愛さえあれば』(2012)、『ザ・フォーリナー/復讐者』(2016)、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』(2018)などがある。