『モンスター』、『スキャンダル』などに出演したシャーリーズ・セロンが、2015年の映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開5周年を記念して、同作のメイキング写真と映像を自身のインスタグラムで公開した。
▲(右下から時計回りに)シャーリーズ・セロン、ゾーイ・クラヴィッツ、ライリー・キーオ、コートニー・イートン、アビー・リー
シャーリーズ・セロンのインスタグラム(charlizeafrica)より
本作では、トム・ハーディ演じる主人公マックスと共に壮絶な逃亡劇を繰り広げる大隊長、フュリオサを演じたシャーリーズ。敵であるイモータン・ジョーの妻たちで、フュリオサが運転する巨大なトレーラー“ウォー・リグ”に匿う“ワイブス”とのショットを公開した。ワイブスの中心的存在であるスプレンディド役のロージー・ハンティントン=ホワイトリーの姿は見当たらないが、撮影でリラックスしている様子の写真に、シャーリーズは、「私の女の子たち(ロージーはどこ?!)」とキャプションしている。
また、本作の撮影が始まる前の2012年に女の子を養子として迎えたシャーリーズが、メイクをしたまま、娘のジャクソンちゃんを車の中で抱きかかえている一枚もアップ。
▲シャーリーズ・セロンのインスタグラム(charlizeafrica)より
「撮影が始まる直前、私は母親になった。少なくとも、この子は“生後1年目の大半をウォー・リグで過ごした”というおかしな事実といつまでも付き合っていくでしょうね」とつづっている。
フュリオサに扮した姿を写したセルフィーでは、「5年前、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開された。ご存知の通り、過酷でハードな撮影だったけど、それだけの価値があった」とメッセージを投稿。ウォー・リグを稼働させた大規模な撮影を収めた動画も公開し、「初めてこのウォー・リグを見た気持ちは決して忘れない」と思い出を振り返っている。
▲シャーリーズ・セロンのインスタグラム(charlizeafrica)より
▲ウォー・リグを稼働させた撮影の様子
シャーリーズ・セロンのインスタグラム(charlizeafrica)より
南アフリカ出身のシャーリーズは、『2 days トゥー・デイズ』(1996)で映画デビュー。実在のシリアルキラーを演じた『モンスター』(2003)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、その後、『スタンドアップ』(2005)で同賞にノミネート。今年2月に日本公開された『スキャンダル』(2019)でも同賞の主演女優賞にノミネートされ、ハリウッドの第一線で活躍している。
このほかの主な出演作は、『ミニミニ大作戦』(2003)、『ハンコック』(2008)、『ヤング≒アダルト』、『スノーホワイト』(2012)、『プロメテウス』(2012)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)、『スノーホワイト/氷の王国』(2016)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)、『アトミック・ブロンド』(2017)、『タリーと私の秘密の時間』(2018)、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)、『グリンゴ/最強の悪運男』(2018)など。待機作には、『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』などがある。