ラッセル・クロウ、名作『ビューティフル・マインド』撮影セットでの懐かしの写真を公開!

『グラディエーター』、『レ・ミゼラブル』などで知られるラッセル・クロウが、2001年の主演作『ビューティフル・マインド』の撮影セットでの懐かしい写真を自身のインスタグラムに投稿した。

▲ラッセル・クロウ(上)、ジェニファー・コネリー(下)
ラッセル・クロウのインスタグラム(russellcrowe)より

現在56歳のラッセルは、37歳の時に出演した『ビューティフル・マインド』のセットでの一枚をシェア。撮影は2001年に米ニュージャージー州で行われ、夫婦役で共演したジェニファー・コネリーとの2ショット写真を公開した。

二人は寒そうな屋外の階段に座って休憩しており、ラッセルは両脚でジェニファーを挟んで、楽しそうに談笑している。ラッセルは、ジェニファーについて「大好きな女性」とキャプション。「彼女とは(映画で)2度結婚したよ。素晴らしい女優だ。僕たちはお互いの最高な部分を引き出すんだと思う」と付け加えている。

『ビューティフル・マインド』は、天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた、実話に基づくヒューマンドラマ。次第に精神を病んでいく主人公ジョンにラッセルが扮し、彼を支える妻アリシアをジェニファーが演じた。本作は、第74回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ロン・ハワード)、助演女優賞(ジェニファー・コネリー)、脚色賞に輝いた。

ラッセルとジェニファーは、ノアの方舟の物語を映像化した『ノア 約束の舟』(2014)でも夫婦役で共演。二人は、『ビューティフル・マインド』で脚色賞を受賞したアキヴァ・ゴールズマンの監督デビュー作『ニューヨーク 冬物語』(2014)でも共演を果たしている。

ニュージーランド出身のラッセルは、オーストラリアに移住して俳優としてのキャリアを重ね、サム・ライミ監督の『クイック&デッド』(1995)でハリウッドに進出。『L.A.コンフィデンシャル』(1997)の演技で作品とともに高い評価を受け、『インサイダー』(1999)でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。『グラディエーター』(2000)では同賞主演男優賞に輝いた。また、『ビューティフル・マインド』(2001)でも同賞主演男優賞の候補に上がり、3年連続の同賞ノミネートという快挙となった。

主な出演作には、『マスター・アンド・コマンダー』(2003)、『シンデレラマン』(2005)、『アメリカン・ギャングスター』(2007)、『ワールド・オブ・ライズ』(2008)、『消されたヘッドライン』(2009)、『ロビン・フッド』(2010)、『レ・ミゼラブル』(2012)、『ブロークンシティ』(2013)、『ノア 約束の舟』(2014)、『ナイスガイズ!』(2016)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)、『ある少年の告白』(2018)、TVシリーズ「ザ・ラウデスト・ボイス -アメリカを分断した男-」(2019)などがある。