【全起こし】高杉真宙「今までにない感情。素の僕が出てきそう…」、内田雄馬はお姫様抱っこに「最高!」映画『君の膵臓をたべたい』涙の初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。続きまして、桜良の母を演じました和久井映見さんです。

和久井:おはようございます。和久井映見です。今ここへ出てくる前に、ここにいらっしゃる皆さんの中に一緒に座らせていただいて、今日この日を迎えているんだなという空気を感じた時に、泣きそうになってしまいました(笑)。すいません。上映をご覧になった皆さんに、今日ここに居ていただいて、壇上に立っている皆さんと、ここにいらっしゃらないたくさんの作品に関わられた皆さんの思いが、またよりたくさんの皆さんに届いたらいいなと願わずにはいられない今日このごろです。今日はよろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。そして、この映画の監督になります、牛嶋新一郎監督です。

牛嶋:監督をさせていただきました、牛嶋新一郎です。この作品を作り始めて、2年近く経って今日という日が迎えられたことを本当に嬉しく思います。今回、関わってくれた声優の皆さん、スタッフの皆さんが、一生懸命この作品を良くしようと、頑張ってくださって、作品自体が本当に根を張って、皆さんにお届けできるような作品になったと思いますので、感想も楽しみですが今日は本当によろしくお願いいたします。

MC:おめでとうございます。お客様のお顔を見ると、男女入り乱れの、年齢層も幅広く、小さいお子さんも居てくれて、嬉しいですよね。皆さん、映画を観終わったばかりですので、映画の内容についても話せますので。まずはキャストの皆さんから、ご自分のシーンでもいいですし、印象に残っているシーンをお話いただければと思うのですが。まずは「僕」役の高杉さんはいかがですか?

高杉:僕はやっぱり花火のシーンが好きですね。あそこのシーンが大好きです(笑)。あそこはハッピーなんじゃないかと思っちゃうんですよね。2人の思いがすごく見えているシーンですし、花火もアニメならではの、実写ではなかなかあのアングルだったりはできないと思うんですよ。だから、さらに音楽ものっていて、全部がぶわー!と盛り上がっているシーンで。ちょっと言葉が足りないですけど(笑)。あそこが一番、僕は好きです。

MC:でも高杉さん、大好きだったアニメーションの声で今回関わって、全体を改めて通してどんな感想をお持ちになったのですか?

高杉:いやあ、自分はこの作品に関わることができて、改めて良かったなと思いましたね。こんな、冷静にここに立ってますけど、もうめちゃくちゃ心の中では盛り上がってて、なんか今までにない感情なんですよ。緊張ももちろんあるんですけど、どんどん素の僕が出てきそうな(笑)。ずっと押さえつけている感じです(笑)。

MC:それだけこの作品が好きなんですね(笑)。

高杉:全然ここで叫べますもん、「大好きでーす!」って(笑)。本当にそんな感じですが、あんまりはしゃぎすぎると、皆さんいるから(笑)。でも、不思議な感覚ですね。なかなか舞台挨拶でここまで変な気分になることはないです。恥ずかしいです(笑)。