MC:じゃあ次は、待望の波岡さん、60パーセントの力を振り絞って…。
波岡:60パーセントの力じゃないですけどね(笑)。ちょっと喉の調子が60パーセントということで。でも、佐藤くんは2パーセントなんで(笑)。
佐藤:95です!ほぼマックスです。
MC:波岡さんが演じた塩田丸雄という役は、じつは『闇金ドッグス』というシリーズで、演じてもらったキャラクターが、作品をまたいでご出演いただいたんですけど、どういうご感想ですか?
波岡:なかなか1つの役を作品またぎでやらせてもらうのはないので、嬉しいなという反面、前やったときの塩田丸雄は坊主だったんですよ。
MC:そうでしたね。結構短髪でしたよね。
波岡:今回、めっちゃロン毛やったんですよ。いけたかなと思って(笑)。
MC:それはでもね、時の流れは感じましたよ。
波岡:そっか。
MC:インする前に、関西弁案が出たじゃないですか?
波岡:そうですね。前にやったとき、関西弁やったか標準語やったか覚えてないっていう。
MC:そうですね。そこ確認したら関西弁じゃなかったんで。さすがに髪型が変わってもね。
波岡:言葉はね。うすうすは覚えてましたけどね。でも、俺、一日しか撮影に行ってないからね(笑)。俺、出てました?今日?
(会場拍手)
波岡:拍手を求めたみたいで、どうもすいません(笑)。立って観ていた方も、足疲れたでしょう。座ってください。
藤田:あ、で、なんもないんですか!?
波岡:なんもない。手ぶら手ぶら。
MC:藤田さんと、佐藤さんに共同で取材をしてもらった時に、お二人が口を揃えて「本当に波岡さんがいい人で」って。お兄さん的と言うか。
波岡:僕はこんな風貌で、悪い役が多いから、基本的に人がマイナスで入ってくるんですよ。「きっとコイツは悪いやつだ、怖いやつだ」ってとこで入ってくるんですよ。でも、おれそこそこいいヤツなんですよ。なんで、マイナス80くらいから入ってきて、僕、まあまあ3、40点出すんで、それだけでボーンっ行ってるんですよ。めっちゃいい人みたいになるんですよ(笑)。
佐藤:3、40点だったんですか?
波岡:しょせん3、40点の人間やで!?
藤田:そんなことないですよ(笑)。
波岡:マイナス80点ぐらいから入るから、ギャップで100点越えてるんですよ。だからすごい得してますよ。
佐藤:サンドイッチ食べてましたもんね、朝。
波岡:あかんの? 食べたら。食べてたろ? 楽しそうに。俺、サンドイッチ食べてたら、佐藤くん、なんか細い鶏肉のスティックみたいなの食ってて「今、ちょっと糖質制限していて」って。でも、その時点でガリガリなんですよ。あれ以上、痩せる必要があったの?
佐藤:ありました。
波岡:成功したの?
佐藤:はい、痩せました。
波岡:おめでとうございます。
藤田:なんですか、これ(笑)。
波岡:全然関係ないことを言っていいですか?全然関係ないですよ。これは藤田くんの主演の映画っていうのももちろん分かってるし、佐藤くんがバディ組んだ映画っていうのも分かってる。小宮さんが紅一点ってのも分かってる。だけど、僕は一つだけ言っていいですか。僕の今の気持ちは、波岡一喜、単騎出陣!
藤田:何を言ってるんですか(笑)。
波岡:こういう気持ちできました。いつも単騎で出てるから、今日ぐらい単騎で出陣させてくれと。そういう気持ちできました。
MC:二回目は単騎出陣で出ますか?
波岡:二回目は「単騎出陣」言わないです(笑)。知ってる人がいるんで、ややスベリになっちゃうから(笑)。
MC:分かりました(笑)。ありがとうございます。
佐藤:絶対見出しになりますね。
波岡:ならないね。これが佐藤くんが言ったらなるけど。
藤田:見出し作っておく?
佐藤:全然、やめておきましょう(笑)。
波岡:ごめん、俺が巻き込んだ形になっちゃった。ごめんね。
MC:振っておいてなんだけど、困るわ〜。「ダブドラ」の文字ゼロだし(笑)。
波岡:「ダブルドラゴン」4人出陣!
藤田:ちょっと待って(笑)。「ダブルドラゴン」ってなんすか(笑)。
佐藤:「ダブルドライブ」(笑)。カンフー映画じゃないんですから(笑)。今、GTRの話してましたよね(笑)?
波岡:…マジで間違えた(笑)。なんか、かき回してすいません(笑)。