MC:個性豊かな俳優陣が揃ったということで、ありがとうございました。そして川島監督。これから皆さまに映画を観ていただくわけなんですが、このフレッシュな俳優陣とは別に、非常にベテランの演技派の俳優の方々もいらっしゃっておりまして、渋川清彦さんですとか、川瀬陽太さんが名を連ねているわけですが、このキャストの方々をキャスティングした理由ですとかをお話していただいてもよろしいでしょうか。
川島:そうですね、ある程度メインの5人はオーディションを見て、自分の中でフィットする5人を選ばせてもらったんですけど、ある意味大人と子供という作品でもあるので、大人は壁として存在してほしかったので、きっちり僕の中でお仕事したいというか、演技を見ていて僕が好きだなと思った俳優さんを集めさせていただいて、きっちりやっていただけたという感じです。
MC:佐藤さんは渋川清彦さんがお父さん役ということで、一癖も二癖もあるお父さんだったんですけど。
佐藤:そうなんですよね、ご一緒したのはワンシーンだけだったんですけど、ほぼアドリブ。あれはセリフはしっかりあったんでしたっけ?
川島:あったんだけど、流れは渋川さんなりにやってもらって、採用するところは採用してっていう。
佐藤:なので私は渋川さんに併せて反応するだけで良かったので、感動しました。こうやってお芝居ができたらいいなと思いました。
MC:何か渋川さんから助けられたこととか、アドバイスとかもらいましたか?
佐藤:ゆっくりお話する時間がなかったんですけれども、本当にお芝居の雰囲気だけで反応できたりというのは、なかなか自分には至らないところがあったので、自然にナチュラルにやってくださったので、この後観てくださったら、これかなと思うシーンがあると思うんですけど。それを観ていただきたいなと思います。
MC:ありがとうございます。そして萩原さんは川瀬陽太さんとご一緒していたと思うのですが、なにか印象に残っているエピソードとかはございますか?
萩原:役での関係が社長と下っ端だったので、すごい怖かったです。反応も作ったものではなく、リアルにその時の怖かった気持ちがまんま出ているので(笑)。5人でやっているシーンとは全然違う顔というか、本当にビビってる僕が観られるんじゃないかと思いますね(笑)。
MC:本当に川瀬さんは、いるだけで締まるというか。何か匂い立つものがありますよね。監督自身は演出とか、緊張されませんでしたか?
川島:そうですね、むしろ楽しかったですね。最初は緊張しましたけど、作品の話をしてからはずっと役の話もできたので、僕としてはすごく、一個言ったら理解して、3にも4にもなって返ってくるので、僕としてはすごく嬉しかったです。楽しかったです。本当に楽しかった記憶しかないです。
MC:はい、ありがとうございました。ここで皆さまに共通質問をしたいと思います。この作品が高校生の最後の時期というのがテーマになっておりますので、それにちなみまして、高校生の時にやり残したこと。戻れるとしたら、やってみたいことをひと言で答えてもらおうと思います。じゃあ川島監督からお願いします。
川島:確実に一番最後だと思ってました(笑)。えっと、高校の時からダイエットをしておけば良かったなと。あの時に完全にサボっていたから今があるというか。痩せておけば良かったですね。
MC:でも高校時代は?
川島:いや、太かったです。ずっとこんな感じです。
MC:監督はかっぷくの良い方が多いので、貫禄そのままで大丈夫だと思います。
川島:ありがとうございます、ナイスフォローを(笑)。
MC:ありがとうございました。続いて三河さんお願いします。
三河:プールですね。男女数人とかで。皆んなで泳ぎに行ったりするじゃないですか。それをしてみたかったというのが僕の理想なんですけど。
MC:やれなかった。
三河:やれなかったですね。
MC:でも、これから作品の中でそういう。
三河:作品でそういう青春ができたらいいなと思います。
MC:はい、ありがとうございます(笑)。では続いて中島さん、お願いします。
中島:僕は昔から小さくて、線が細いんですよ。なので、10代の頃にもっと食べておけば良かったなと思って。もっと胃袋を大きくしておけば良かったなと思って。今も全然入らなくて。です(笑)。
MC:でもすごく個性的な俳優さんでございますから、ありがとうございます(笑)。監督の反対でした。