群馬県高崎が舞台の5人の男女の青春群像劇『高崎グラフィティ。』スカートの新曲「遠い春」が主題歌に決定!

堤幸彦(映像監督・演出家)を筆頭に、大根仁(演出家)、平川雄一朗(演出家)、小原信治(作家)といった気鋭のクリエイターを輩出する映像制作会社オフィスクレッシェンドが次代を担うクリエイターの発掘・育成をめざして立ち上げた映像コンテスト「未完成映画予告編大賞」=「MI-CAN」。その第1回グランプリを受賞しタイトルにもなっている群馬県高崎を舞台に5人の男女の青春を描いた群像作品『高崎グラフィティ。』が、8月18日より高崎先行公開、8月25日より全国順次公開される。このほど、本作の主題歌が、スカートの新曲「遠い春」に決定した。

本作は、群馬県高崎市を舞台に、高校の卒業式を終えてからはじまる、5人の男女の数日間を描いた青春群像劇。幼なじみの5人の高校生を、佐藤玲、萩原利久、岡野真也、中島広稀、三河悠冴が演じる。

主題歌を担当するスカートは、どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。2006年に澤部渡のソロプロジェクトとして活動を開始し、これまでに「山田孝之のカンヌ映画祭」(2017)でエンディング曲と劇伴を担当、映画『PARKS パークス』(2017)には挿入歌を提供し、自身も映画に出演した。今年は『恋は雨上がりのように』の劇中音楽に参加し、マルチプレイヤーとしてスピッツや鈴木慶一のレコーディングに参加するなど注目を集めている。


■スカート コメント
「この3月をどう越えようか」。彼らが抱えた「今、この時間をどうするべきか」という気持ちを映画から受け取り、それが「遠い春」の曲となり、やがて詩になりました。詩に「桜」と「つつじ」が出てきますが、そのどちらも俳句で言えば同じ春の季語です。僅かな時間が濃密になるように願ってこの対比にしました。いい映画の後味になれば幸いです。

『高崎グラフィティ。』
8月18日(土)高崎先行公開
8月25日(土)アップリンク渋谷ほか全国順次公開
監督:川島直人
出演:佐藤玲 萩原利久 岡野真也 中島広稀 三河悠冴 佐藤優津季 冨手麻妙 狩野健斗 山元駿 JOY 篠原ゆき子 玄覺悠子 戸田昌宏 奥野瑛太 川瀬陽太 渋川清彦
配給:エレファントハウス

【ストーリー】 群馬県高崎市を舞台に高校の卒業式を終えてからはじまる、5人の男女の数日間を描いた青春群像劇。幼なじみの、美貴、寛子、優斗、直樹、康太の5人は、高校を卒業してそれぞれが未来への夢や不安を抱えていた。そんな中、美紀の父親が進学のための入学金を持ったまま失踪。年上の彼氏との結婚生活を夢見ていた寛子も、彼氏への不信感を募らせる事態が。自動車修理工場を営む父との確執を抱えた優斗は、ふとしたはずみで犯罪に巻き込まれていく。直樹と康太もそれぞれに心に抱えた屈折を持て余していた。クラスメイトなのにそれぞれが抱える夢や悩みも知らなかった5人は、卒業パーティーの一夜をきっかけに衝突しあいながらも友情を育み、自らの人生の新たな一歩を踏み出していく…。

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