【全起こし】池田エライザの印象は? オダギリジョー「芝居をしていても暗い」、伊藤健太郎「実際にお会いしたら暗い」、木下隆行「実際暗い」映画『ルームロンダリング』公開初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:皆さん、楽しみにしていてください。そして伊藤さん。

伊藤:はい。

(会場に笑いが)

伊藤:笑うところじゃないでしょ(笑)。

MC:今回は亜樹人という役は間逆なキャラクターだったと以前はおっしゃっていましが、演じられるうえでこだわられた点はどんなところがありますか?

伊藤:そうですね、ひとつメガネというのが、亜樹人にとってはポイントのアイテムだったので、メガネをかけ直すところだったりとかは、監督もおっしゃっていたんですけども、いろいろなメガネの掛け直し方を試したりとか、シャツが半分出ていたりとか。そういうことをやってましたね。

MC:そのあたりも皆さんには注目してご覧頂きたいと思います。池田さんは、伊藤さんと共演して、いかがでしたか?

池田:現場でほとんど話していませんので。記憶の方が…(笑)。でも、御子ちゃんと亜樹人くんの関係性と同じテンポで、少しずつ最後の方は、ね。たぶんまともに話したのは沖縄国際映画祭で。

伊藤:ですね。撮影が終わってから(笑)。

池田:「20歳になったの?」というところから始まり(笑)。どうやら21歳を迎えられたそうで、おめでとうございます。

伊藤:ありがとうございます。

池田:そんな感じです。伊藤さんは、池田さんとご一緒してイメージは変わりましたか?

伊藤:僕が観ていた池田さんの出演されている作品は、わりと天真爛漫な女性だったり、元気な女性の役が多かったので、なんとなくそのイメージがついていたんですけど、実際にお会いしたら…、まあ…、暗い。(笑)。いい意味で(笑)。

MC:そして、木下さんにお聞きしたいと思いますが、木下さんはドラマや映画などでご活躍でいらっしゃいますが、本作でも本当に印象的なシーンが多々ございました。本作にかけた思いをぜひ。

木下:警察官役ということで、本当に僕の正義の部分が出ているなと。それは皆さん感じていただきたいなと思いながら。

MC:そこはずっと胸に秘めていたという部分が(笑)。

木下:はい。監督さんが引き出してくれました。僕の正義の部分を。

MC:監督、それであってますか?

片桐:間違いないと思います(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。なにか撮影現場で印象に残っていることなど、お話できる範囲でいただけますか?

木下:裏側の池田さんですが、僕もテレビとか作品を観ていて、すごく元気な明るい天真爛漫な感じだなと思っていたんですけど、実際暗い。

MC:だそうです池田さん(笑)。池田さんは、役者木下さんに、いつもとのパブリックイメージとは違ったかもしれませんが。

池田:でも、イメージ通りでした(笑)。

木下:…うん。もっとエエこと言っていいよ。

池田:あの(笑)、私は人に対してはあんまり悪いイメージを抱かないので…。でも…

木下:うん、うん。「でも」多いな。

池田:(笑)、なんでしょう、気さくに話しかけてくれて、安易な言葉しか浮かばなくて(笑)。気さくに話しかけてくださり、話を真剣に聞いてくださるとか、そういう素敵なイメージをたくさん持っています。

木下:言葉に重みがあるんですよ。適当なことを言わないんですよ。池田さんって。ひとつひとつの言葉のチョイスが、「あ、そこ選ぶんや」みたいな。それがグッと入ってくるような。こんな感じで、エエこと言おう。

池田:(笑)。はい(笑)。