【全起こし】池田エライザの印象は? オダギリジョー「芝居をしていても暗い」、伊藤健太郎「実際にお会いしたら暗い」、木下隆行「実際暗い」映画『ルームロンダリング』公開初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:続きまして、警察官・野口役の木下隆行さんです。

木下:ありがとうございます。えー、役者の木下です。芸人というのは忘れてですね、今ただただ、気持ちいいです。もっと写真撮ってください。ありがとうございます。今日はよろしくお願いいたします。

MC:木下さんは本作の舞台挨拶に参加していただけるのが今日が初めてということで。

木下:そうです。あの、皆さんも初めてじゃないんですか?

MC:完成披露とかもあったんですけど…。

木下:あ、聞いてないな、それ。僕、全くスケジュール入ってなかったな。

MC:すいません。余計なことを言っちゃいました(笑)。

木下:知りたくない事実でした。

MC:今、この大きなスクリーンで皆さんとご一緒されてどんなお気持ちですか?

木下:いよいよ始まるんだなと。最高の七夕です。

MC:ありがとうございます。そして本作の脚本・監督を務められました、片桐健滋さんです。

片桐:おはようございます。初日の舞台挨拶に来ようと思っていらっしゃったのに、雨の状況で来られなかった人もいるので、少し残念かつ心配ではありますが、緊張してます。

渋川:もう泣きそうじゃない(笑)。

片桐:まだ泣かない!まだ泣かないの(笑)! 作ったものが、今日から自分の手元から離れていくなと思っていて、いろいろあるとは思うんですけども、楽しんで観ていただければ嬉しいと思っています。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

MC:どうぞよろしくお願いいたします。まず、本作はTSUTAYAが新たなクリエイターの発掘を目的とした「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で準グランプリを受賞した企画を映画化した作品です。本作は池田さんにとっても思い入れのある作品とお聞きしましたが、脚本を読まれた時はいかがでしたか?

池田:今までいただいたことのない役柄だったにもかかわらず、すごく心ごと入り込んで…。すごく響くからしゃべりづらいですね(笑)。すごく身を投じられる作品だったというか、私も含めて世の中を生きている人々の心の奥底にある少しモヤッとした部分だったりを、すごく丁寧にすくい上げてくださっている作品だなと思ったので、台本をいただいた時点から惚れ込んで、この作品に挑ませていただけたというか。