MC:続いて役作りをするうえで心掛けたことを。まず玉城さん。
玉城:原作の漫画がすごく人気で、私ももちろん知っていたので、漫画っぽくするにはどうしたらいいだろうと思って、漫画の一コマ一コマを写メ撮って携帯に保存して、空き時間に見たりして表情の研究などをしていました。出来ていたかは皆さんに聞いてみないとわからないですけど(笑)
MC:小関さんは、(演じた役は)腹黒で自身にはないパーソナリティだと思うんですけど。
小関:そんなことないですよ(笑)。ハハハ。この役を演じさせていただいて、すごく難しかったのが、例えばこのスクリーンで見るうえで、スクリーンは大きいので顔の詳細が見えるので、やりすぎるとちょっとヤンキーっぽくなっちゃうんだすよ。睨みすぎると。それは監督にひとつひとつ言っていただきながら、僕も安心して。最終的には、監督のお言葉と、監督ご自身をお芝居の目標にしてやりました。
山本監督:ドSのモデルにしたってネットに書くんでイジられるんですよ(笑)
MC:どのあたりを具体的に参考にされたんですか?
小関:見えない部分。
山本監督:なんか腹黒いじゃん、俺!
キャスト一同:(爆笑)
小関:男らしい部分。感覚で感じ取るものを模倣したいなあと。現場で見させていただいていました。
山本監督:ありがとうございます。
MC:続いて、佐藤さんは役作りは?
佐藤:人生で初めて髪染めたんですよ、茶髪に。それは置いといて、監督「××」のTシャツ着てますね。さっき、サラーっとトイレ入ってたらそれだったんで。
玉城:私もさっき気づいて。
山本監督:Amazonで(笑)
キャスト一同:(爆笑)
佐藤:あ、初めて髪染めました、以上です!
MC:続いて、山田さん。
山田:マミは女の子らしいって言ったら女の子らしいですけど、ライバル役なので、雪菜に対するライバル心みたいなものがバチバチ出るように心掛けました。
MC:監督からのディレクションはあったのですか?
山本監督:さっきもちょっと話したんですけど、最初ナチュラルに高校生の役をやってくれていて、もうちょっと持っていかないと負けちゃうよって言ってました。
小関:堂々としているから、そういうの感じなかったです。
山田:漫画らしく、キャラクターらしくって話は監督からいただいていて。
山本監督:それにプラス利口な感じだから。いなさそうな感じまで持っていかなきゃダメって。
MC:小関さんを監視する役でしたが、小関さんは山田さんはどうでしたか?
小関:嫉妬心とかがあふれている役なので、映像上でもそうだったんですけど、でもすごく可愛らしいから、たぶん観ているお客さんも「わかる、わかる」って共感しちゃうのが強いんだろうなあと思いました。
山本監督:キャベツの切り方がすごいんだよね。ノコノコやってきた雪菜にムカつく感じでキャベツ切ってって言われてザクザク切って(笑)
山田:監督に思いっきりって言われて(笑)
MC:続いて、金子さん。狂気をはらんだクールなキャラクターでしたけど。
金子:そうでうすね、えっと…なんかホン読みして、うーん、ちょっとわからなくて。とりあえず髪染めて、眼鏡かけて、氷雨みたいな…
キャスト一同:(爆笑)
金子:自分の中で納得してやりました。
MC:大画面で観ると、よりドルチェのすごさを皆さんわかったと思うのですが。自分にはない部分だと思うのですが、役への切り替えはどうしたのですか?
金子:いや、けっこう性格悪いです、僕も…
(会場爆笑)
佐藤:マネジャーさん大丈夫ですか?
金子:なので自分の中から出るものをやりました。
(会場爆笑)
佐藤:人間誰しもダークな部分はあるし…
玉城:氷雨は真っ直ぐだし、真っ直ぐさゆえの歪みというか…
佐藤:ピュアというか、過去いろいろあって…