稲葉:結構大事なシーンですよね。
知英:大事なシーンですよね。監督も映画の中だと全然違うと思うんですよ。
原:これは、お話しします。話さずにはいられない。別に出たがりなんじゃなくて、要はもしかしたら稲葉さんを傷つけてしまうかもしれない可能性があったんですよね。傷つくなら自分だと。
稲葉:怪我とかがある…ね。
MC:監督の気遣いなんですね。
稲葉:愛情でしかないですよね。
MC:愛情の元にこの御三方が揃っているシーンがあるので、そこをぜひ注目してほしいと。
稲葉:まあ、終わってどこだったかな?と思うくらい、ちょっとなんですけど(笑)。
知英:本当にそうですね(笑)。
MC:ぜひ、ご堪能ください。それでは、最後に知英さんからもう一言だけメッセージをいただけますか?
知英:皆さん、本当に短い時間だったんですけど、まだまだいろいろ話したいんですけど、映画を観てもらうのが一番いいかなと思います。今回この映画では、今までやったことのないことに挑戦して、やり甲斐を感じたりするんですけど、それ以外にも家族だったり、大切な友達だったり、周りの人の愛をまた改めて感じられたなと、私も改めて思うんですけど、この映画を観終って皆さんが感じることもまたそれぞれ違うと思いますし、この映画がとにかく「いい映画だったな」となれば、それが一番かなと思いますし、また、主題歌とか歌を聴いて、勇気をもらってほしいです。今日は本当に最後まで楽しんでいってください。ありがとうございました。
MC:どうもありがとうございました。
『私の人生なのに』
7月14日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:原桂之介
原作:清智英・東きゆう「私の人生なのに」(講談社刊)
出演:知英 稲葉友 落合モトキ 蜷川みほ 江田友莉亜 深沢敦 野中隆光 飯田孝男 根岸季衣 髙橋洋 赤間麻里子
主題歌:JY「涙の理由」
配給:プレシディオ
【ストーリー】 新体操のスター選手として将来を期待されていた金城瑞穂(知英)は、練習中に脊髄梗塞で倒れ下半身麻痺となってしまう。競技人生を絶たれた彼女には、両親やアスレチックトレーナーの誉田哲二(落合モトキ)の思いやりを受け入れることができず、絶望と孤独に苛まれる。塞ぎ込む日々の中、ストリートミュージシャンの幼なじみ・柏原淳之介(稲葉友)と数年ぶりに再会し、「一緒に歌おう!」と誘われるが戸惑いを隠せない。瑞穂はギターを手にすることで少しずつ音楽に惹かれていき…。人生がふたたび動きはじめた彼女が見た新たな夢とは?
©2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ