MC：ありがとうございます。そして、瑞穂はオリンピック候補のスター選手であったにも関わらず下半身麻痺になってしまい、音楽と出会うことで新たな夢が見つかるというのが本作のポイントですが、皆さんにとって今持っている夢はなんでしょうか？

稲葉：監督が先だと、いいこと言うから（笑）。

MC：監督は最後にしましょうか。知英さんからお願いします。

知英：私はありがたく、歌手としても、女優としても、この映画にも参加できた理由は、歌えたり、お芝居ができたり、身体がたまたま柔らかく動いて新体操の動きができたり（笑）。いろんなことに感謝です。また自分にとって、新しい作品に出会うことを毎日夢見ています。そして新しい自分を見つけていくのが、今の自分の夢です。

MC：ありがとうございます。稲葉さん、お願いします。

稲葉：この映画が、とにかく広まってほしいです。1人でも多く、どうしたらいいかというのはあるんですけど、皆さんが取材していただいたり、足を運んでくださって個人で広げてくださったりとか。もちろん、していただけると思うんですけど（笑）。それに期待しつつ（笑）、自分は何ができるんだろうかというと、続けることしかできない。だから死ぬまでこの仕事をしていたいなというのが大きいところでいう夢。近いところでは、この作品をどれだけ広められるかというのが。そこにかけてます。観てもらわないと、何にもならないので。観てください！観に来てくれている人たちの前で言うのもあれなんですけど（笑）。はい、ありがとうございます。

MC：じゃあ、監督お願いします。

原：今日、これからご覧になってもらうので、2時間後ぐらいに楽しんで帰っていただけたらというのが、本当に夢ですね。

MC：皆さん、お楽しみいただけたらと思います。皆さんが良かったと思えるように、皆さんからのオススメのシーンを教えていただけますか？監督からお願いします。

原：シーンというと難しくて、限定するのも違うんで、これはちょっと逃げてもいいんですかね？（笑）ご覧になった皆さんそれぞれが、感じられるところは違うと思うんですね。ここがいいなと思うところがあれば、そこを大事にしたいなと思いながらおりますです（笑）。

MC：稲葉さん。

稲葉：おっしゃる通りで、各世代の方が来てくれていると思うので、どの年齢の人が観ても、どのタイミングで観ても、どこかで何かが引っかかる映画だなという気がしているので、それぞれ感じ方とかは違うと思うんですけど…。ギターも見どころとしてはあるし、あとはネタバレなのかも分からないレベルで言うと、たいやきくんの話をしているところがすごい好きで（笑）。

知英：いいですね。私も好き（笑）。

稲葉：あそこはしゃべっていて、楽しくて。でもやっぱり、新体操をしている知英はすごく綺麗なので、皆さん是非そこを見どころと思って観ていただければと思います。

会場：（拍手）

知英：（原監督に耳打ちしてから）私もありますよ！信じられないかもしれないですけど、この3人が同じシーンで出てくるんですよ。この3人がですよ（笑）。

稲葉：監督が出てるんですよね（笑）。

知英：だから私がさっき監督に聞いたのは、「監督が出たの言っていい？」って言ったら、「そこはちょっと…」と言われたんですけど、言っちゃいました（笑）。3人が出てくるシーンがあります。