MC:おもしろいですねえ。知英さんと稲葉さんは幼なじみという間柄の役所だったんですけど、割と最初から仲良くやれました?
知英:良かったでしょ?
稲葉:めちゃくちゃ良かったんですよ。
知英:そうなんですよ、幼なじみの感じがね。
稲葉:あんまり、役のことをお互い相談しなかったんです。たわいもない話で。
知英:どんな話をしてましたっけ?
稲葉:あんまり覚えてないんですよ。現場で、僕は「淳ちゃん」って呼ばれてるんですけど、今日(知英に)敬語で喋りかけられて、「あれ?敬語だったっけ?」と思って(笑)。
MC:そんな2人がお互いかけがいのない存在になっていくということで、今のご自身にとって、かけがいのない存在はどんなものですか?
知英:じゃあ、監督から(笑)。
原:先に言えるということは、いろいろ言えなくなりますからね!? 完全に考えてきたのがバレちゃうけど(笑)。こうやって、映画を観に来てくださるお客様がいらっしゃらないと、映画って作っても意味がないんです。かけがいのない存在は、自分だけじゃなく、スタッフも俳優部もそうですけど、日本で映画を作っている皆んなそうなんですけど、お客さんがかけがいのない存在です。
知英:あー、私から言えば良かった〜。こんな素敵なこと話したら、私は自分の猫だと言いづらい(笑)。
MC:知英さんは、猫なんですか?
知英:そうなんですよ、猫を飼っていて、レオンくんと二二くん。そう答えようと思っていたら…(笑)。
MC:癒されてますか?
知英:癒されてますね〜。もちろん、皆さんにも(笑)。(会場爆笑)遅くなりました(笑)。そこは、でも当たり前のことで(笑)。
MC:稲葉さんはどうでしょうか?
稲葉:今日は両親が来てまして、この映画も家族が大きなテーマになっているんですね。この映画を観て改めて家族って大事だな、かけがいのないものだなと思い、ごめんね、急に真面目な話して(笑)。ウチは男三兄弟の末っ子で、兄貴たちも良くしてくれて、その兄貴には子供ができて、甥っ子ができて。本当にこの人たちがいないと、生きていけないなと思う今日この頃です。(会場の笑いに)めっちゃウケた? あと、足を運んでくださる皆さまも、ありがとうございます(笑)。