MC:ありがとうございます。それでは平野さん、さっそくですが初日を迎えてどんな気持ちでしょうか?
平野:やっとこの日が来たかという気持ちです。僕もはじめての主演ということで緊張して気合も入れて臨んだ作品で、みなさんに早く観てもらいたいと思っていたので、反応が楽しみです。
MC:平さんはいかがでしょうか?
平:去年の5月に撮影していたので、やっと初日が来たなという気持ちと同時に、ほっとしている自分もいます。
MC:この映画では108本のバラが大きなキーワードになっています。ということで今回は平野さんに「108」と本作で描かれる「初めての恋」にかけて、「108の初めて」に挑戦していただきましたが、今回はMCを平野さんにお願いしたいと思います!
平野:平野紫耀の初めてのMC(笑)。本当にやりますよ、MC。
MC:ビシっと仕切ってください。
平野:いいですか?さあ!ということで舞台挨拶が…
MC:ちょっ、ちょっと、それ古いタイプの司会者、やめてもらっていいですか(笑)。
平野:ちょっと年代が…(笑)。すいません。ということで初めてですけど頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。ではまず早速に…(「早速に」に会場爆笑)早速(笑)、みなさんにお話を聞いていきたいと思います。まずは女性陣から。いつもとは違うイメージの役を演じたと思いますが、まず平の祐奈ちゃん。奈緒ちゃんを演じる上で一番難しかったシーンなどを教えていただければ嬉しいです。
平:奈緒ちゃんはすごくビビリでヘタレな子なんです。どちらかというと間逆なタイプなので、どうしたらビビリでヘタレに見えるかを考えて、周りにいる内気な人を観察したりして、奈緒の表情に変化をつけようと意識しました。
平野:ほー。ストイック。ということで…。
平:聞いてました?
平野:聞いてました聞いてました聞いてました! 僕は間近で努力している姿を見ているので、頑張っていたなと思います。
平:ありがとうございます(笑)。
MC:ちょっとあっさりしてますが(笑)。もっと話を膨らませたりするとかね。
平野:あ、しますか?じゃあ、逆に楽しかったことはなんですか?
平:楽しかったことは、毎日前に進もうと頑張っている奈緒ちゃんがいるので、気持ち的には毎日弾んでいる気分だったので、そこは奈緒ちゃんとして楽しかったです。現場もみんな仲が良かったので。
平野:たしかにそうですね。みなさんで仲良くさせていただきました、けども。
平:けども? なんですか?(笑)。
平野:(笑)。ということで、続きまして水谷さん。クールビューティな役でしたが、どんなところに気をつけて役作りをしたんでしょうか?
水谷:私も奈緒ちゃんと一緒で自分とクールとは間逆だと思っていたので。祐奈ちゃんを見ていると、笑いたくなっちゃうんですよ。可愛くて笑顔になっちゃうんです。自分の本当の気持ちを押し殺してました(笑)。
平野:あー、すぐ笑っちゃうから。本当はクールに決めていても、笑いたかったんですか?
水谷:「奈緒ちゃん、可愛いねぇ」ってやりたくなる気持ちでした(笑)。
平野:なるほど、男にはわからない感情です。
平:なんでー(笑)!?
平野:え? だってわかんなくないすか? 男を見て(高橋を見ながら)「かっこいいなあ〜」って思わないから(笑)。わかんないすよね?
高橋:俺は紫耀くんに思うよ。
平野:(笑)、絶対ウソじゃないすか!
高橋:「かぁぁんわいいなぁぁあ〜、紫耀くんは」ってなりますよ(笑)。