MC:そして今回、大規模なカースタントやアクションシーンなど、映画ならではのスケールの大きい撮影があったと思うんですが、ご自身の撮影で印象に残ってるシーンをぜひ教えていただきたいんですが、広瀬さんいかがでしょうか?
広瀬:カーアクションはCGなんじゃないかと思うほど、映像としても力があるのに、それを実際にやってる所を何度か現場で見ることができて、何かが爆発したような音が、本当にぶつかる瞬間とかは、スタッフさんも全員で動画撮ってましたね。映画をずっと作っていても、頻繁に見ることのない景色なんだろうなと思って、映画作りしてるなーって改めて実感できるぐらい迫力がすごかったです。
櫻井:アクションのシーンを何日にも分けて、いろいろな場所で撮影したんですが、その全体像っていうのが把握できなくて、完成したものを観て一つに繋がった瞬間、ゾワゾワするものがありましたね。アクションシーンは広瀬さんのひとつの見どころだと思います。すごい長いアクションをアンナがやってるので。肝のひとつです。
江口:すずちゃんはずっとアクションで。連続ドラマのときは意外とわちゃわちゃするシーンが多かったんですけど、今回は結構シリアスなので。現実か非現実かって行ったり来たりする映像の中で、観終わり感が楽しいんですよ。この楽しさはチーム感だったり、仲間感だったり、物事を乗り越えていくとき、それぞれのプロフェッショナルが居て、そこを突破できたらこんなに爽快なんだっていうような。サスペンスなんだけど、最後たどり着くところがすごく気持ちいいので、でかい画面で上げてもらったら嬉しいですね。
MC:そしてもう一回ですけど、このネメシス探偵事務所の三人の関係性ですが、三人の中では撮影中、関係性に変化があったりとかありましたか?
櫻井:変化はなかったですけど、作品の性質上、アンナがちょっと距離をとってるような感じだったんで、ドラマの時の雰囲気とは違いましたけど、空いてる時間は三人だけじゃなく、みんなでずっと話しながら過ごしてたんで、楽しかったですよね。
広瀬:本当にいろんなご飯の話から、プライベートの話からいろんなことを共有するじゃないですけど、そういった時間が機会がたくさんあったので、なんか自然とチームネメシスに戻れるという安心感がありました。
MC:それでは最後に一言ずつメッセージをお願いしたいと思います。まずは入江監督お願いいたします。
入江:長時間、結構寒くなってきましたけど、本当にありがとうございます。いよいよ今日初めて映画をお客さんに観ていただける日が来たということで、感想をとても楽しみにしています。一緒に3月31日から映画を盛り上げていただけると嬉しいです。是非よろしくお願いします。
櫻井:改めてお集まりいただいた皆様、寒い中、長丁場本当にありがとうございました。5年以上前ですかね、広瀬さんと向こうの階段の上から降りて、今度はこっちから出てくることが出来て、すごく今日は思い出深い一日になりました。ふと思いましたけれども、本当ついさっきここに登壇するときに、ドラマのクランクインの前日にリハーサルだったんですけど、横浜の探偵事務所ネメシスで。なんかその日のことが思い出されて、連続ドラマの初日を迎えた日には想像つかないような、大きな場所にみんなで再び来ることができて、とても嬉しく思っています。3月末、いよいよ映画公開になりますけれども、たくさんの人の思い出に残る作品になったらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございま。
広瀬:みなさん、本日は寒い中、そして長い時間の中、ありがとうございます。ドラマをやってから2年弱が経って映画になって帰ってきた「メネシス」が多くの方に届いたらいいなと思っております。きっと99分間、ハラハラドキドキさせられるような、そして元気をもらえるような、温かい作品になってると思いますので、ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います。本日は本当にありがとうございました。