MC:ありがとうございます。最後の質問です。本作のタイトル『もっと超越した所へ。』に絡まして、ご自身が超越したものを皆さんにお聞きします。伊藤真理子さんからお願いします。
伊藤:運転です。最近、免許をとって。ここにいるお姉さん達を乗せられるぐらい超越したドライブ技術があったらなと(笑)。
MC:話しかけられると緊張しちゃうぐらいな感じですか?
伊藤:そうですね。誰かが隣にいてほしいなあと思います。
MC:ではレイジさん、いかがですか?
オカモト:逆に結構頑張り過ぎちゃうタイプなんで、まずは限度を設けようかなと思いました。ここまでだな、みたいなのをやんないと越えるに越えられないなと思って。超越っていう言葉を真剣にさっき考えすぎて(笑)。だから、まず自分の“ここまでだな”みたいなのを決めるところから頑張ります。
MC:やるって決めたら飛び超えちゃう感じなんですか?
オカモト:そうなんですよ。だからもう普通に全然寝ないで、ずっとやることやらなきゃいけないからってなっちゃうんで、体調崩さないように頑張ろうと思って(笑)。
MC:三浦さんはいかがですか?
三浦:この映画を観ていただけると分かるんですけど、実に面白い身体をしてるんですよ、僕。役作りなんですけど(笑)。
菊池:役作りなんですか?
三浦:もちろん!嘘かもしれない…(笑)。なんですけど、元々体育の大学に通っていたんで、その頃は全然面白くないムキムキの身体をしていたんで、でも40ぐらいになって、あの体になったら逆に面白いかなと思って。なんで、僕の体育大の現役時代の身体を超越した身体をこれから作っていこうと思っているところでございます。はい。
MC:シックスパックになると?
三浦:シックスパックになりたいなあって思ってます(笑)。
MC:期待してます。
三浦:頑張ります。写真を送ります(笑)。
MC:(笑)。趣里さんはどうですか?
趣里:私は、会話が広がるような趣味がないんですね。全く。なんにも(笑)。笑ってる(笑)。
前田:そこがいいのよ(笑)。
趣里:そうかしら。でも、その趣味のなさを超越したいなと思ったんです。だけど、超越したら何になるんですかね?一通り手出してみようかな?
前田:無理だよ。趣里には無理だよ(笑)。
趣里:じゃあ、趣味のなさを極めた方が良い?
前田:そうだよ、そうしよう。
趣里:分かった。決まりました。ありがとう(笑)。
前田:それが趣里のいいところだと思う。
伊藤:そのままが。
趣里:え、急な褒めに弱い(笑)。ありがとうございます。すみません、そんな感じで(笑)。
MC:千葉さんはいかがですか?
千葉:言葉の壁とかですかね。やっぱり海外とか行きたいなあって思ってたから。
前田:でも千葉さんだったら、超越できそうだよね。どの国に行っても。言葉とかなく、ボディーランゲージで(笑)。
千葉:確かに。うん。なんか、人の超越を潰すのをやめてくれる?
菊池:超越キラーだ(笑)。
前田:ごめんね(笑)。さっきからちょいちょいね入って。
千葉:そんなことないです(笑)。助かりました。
MC:菊池さんはどうですか?
菊池:僕はさっきちょろっと出ましたけど、人見知りを超越したいですね。今回みたいに、あんまり長く皆さんと一緒にいられない場合は、本当に人見知りのまま終わっちゃうんですよ。二カ月とか三ヶ月あれば何とか(自分を)出せるんですけど。だから皆さんが思っている以上に、僕は皆さんのことが好きです。
一同:えー?知らなかった~。
菊池:本当に飲みに行って欲しいです。一緒に。
一同:ええ~!?
菊池:本当に行きましょう。めちゃめちゃそういう気持ちはあるんです。
前田:レイジくんと二人で行ってみたら?飛び越えられそうじゃない?
菊池:ちょっとそれは超越しすぎかなっていう(笑)。いきなり大丈夫かな僕、二人でいけますかね?男子チームでとかでもよくないですか?さっきも、動画の撮影をしたんですよ、4人だけで。みんな割と人見知りしてませんでした?
男性陣:…はい。
菊池:だから、4人だけだとちょっと…。そのまま終わっちゃう気もするんですよね?
前田:芽以ちゃんが必要だね(笑)。司会やってくれるもんね。
菊池:じゃあ、監督と根本さんも入れて10人で、わいわいやりたいですね。それで僕も超越できると思います。人見知り超越。お願いします。皆さんのお力添えで。よろしくお願いしますよ。
MC:では初日までにはしっかりとした関係性を。
菊池:もちろんです(笑)。
MC:前田さんはいかがですか?
前田:ん~。なんだと思う?なんだろう?
根本:私は高校生の時から前田さんファンで、たくさん握手会とかに行って、握手してた人に映画に出てもらえて、もう超越して頂いたってことで十分です!
前田:嬉しいです(笑)。いいでしょうか?
趣里:人のには言うのに(笑)。
菊池:一番たち悪いですね!?アクリルから飛び越すぐらいみんなに言ってたのに、自分になると全然。
趣里:問題を超越したということで(笑)。これ以上、超越しちゃったらだって。どこ行くの?ってなっちゃうんで。
菊池:最初のランウェイでも、「ここで止まって」って何回も説明受けたのに、超越しちゃってましたからね。びっくりしちゃった(笑)。
前田:そうなの(笑)。ちょっと反省しました(笑)。みんな違うと思って(笑)。
菊池:僕も言ったんですよ。直前に。でも颯爽と行かれたんで、「超越しているわ、かっけーな」と思いましたね(笑)。「やっぱり、あっちゃん、かっけえ!」と思って(笑)。
前田:すいません(笑)。ありがとうございます。
MC:それでは最後に、お三方から代表してごあいさついただきたいと思います。まずは山岸監督、お願いします。
山岸:皆さん、今日は来ていただいて、ありがとうございます。本当は映画を観てから話すのがすごい楽しいです。なので、観てから、またいつかお話できる機会があればいいとなと思いますが、クズが出てる映画みたいな感じですけど、嫌な感じじゃないと思いますし、観終わってからも楽しかったなって思ってもらえるようなものを作りたいなと思って、作りましたので、もしそう思って頂けたら嬉しいです。この後、ぜひお楽しみください。ありがとうございます。
菊池:この映画は、傍から観ていると、このカップルは別れたほうがいいんじゃないかな、なんて思われるようなカップルが続々と登場するんですけど、でも実はその二人の中だけで愛すべきポイントがあったりだとか、二人だからこそ愛せるポイントがあったりだとか、二人だからこそ超越って言っているもの、それこそが本当に奇跡なんだなと。そんな奇跡がたくさんつまった映画ですので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。今日ありがとうございました。
前田:皆さんに、もう本当に楽しんでいただきたいなと思うんですけど、どのカップルも愛おしいんですよ。とっても。本当に声を出して笑って頂けるところもたくさんあると思うので、みんなで笑いながら楽しんでいただけたら嬉しいなあと思います。でも、カップルでいるって、結局はすごい幸せなことだって本当にそうだと思いますね。色々あるけど、人間としてのパワーとか元気、いろんなものが出るのって、やっぱりそこなんじゃないかなって、うん。恋愛って楽しいねみたいな。そんな風に思ってもらえたら嬉しいですね。楽しんで帰ってください。ありがとうございました。
『もっと超越した所へ。』
2022年10月14日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:山岸聖太
原作・脚本:根本宗子
出演:前田敦子 菊池風磨 伊藤万理華 オカモトレイジ 黒川芽以 三浦貴大 趣里 千葉雄大
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【ストーリー】 デザイナー・真知子(前田敦子)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)。2020年、彼女たちはそれぞれ“クズ男”たちと付き合っていた。真知子はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)と、鈴はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)と、美和はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)と、七瀬はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と。彼女たちは、彼氏に不満を感じつつも、幸せな日々を過ごしていた。ただ、彼女に甘えた男たちはどんどん増長し、どうしようもない部分が露呈、遂に別れの時が訪れる…。そこで彼女たちが選ぶ誰も予想しない超越した決断とは?
©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会