前田：そうですね。もう一年前ぐらいですね。嬉しいです。（黒川）芽以ちゃんが今日はいないんですけどね。

MC：こうやってお客様を目の前にして、いよいよ公開間近だと実感すると思いますけど、どんな気持ちですか？

前田：みんなに楽しんでもらえる映画だと思うので、今日もお友達と来てくださってる方とか、たぶんたくさんいらっしゃると思うんですけど、みんなで笑い合いながら、「この人嫌だー」とか、「わかる！わかる！」とか、そういう風に楽しんでもらえたら嬉しいなあと思います（笑）。

MC：監督と根本さんはどんなお気持ちですか？

山岸：楽しみでしょうがないですね。この間、初めて試写会をやった時に、僕らは袖で控えてたんですけど、終わった後に拍手が聞こえまして。すごいグッと来たんですよ。別に拍手して欲しいわけじゃなくて（笑）。なんか初めて観てもらったんですけど、楽しかったと思ってもらえたら嬉しいなあというところですね。はい。

根本：私も拍手が聞こえたのと、あと普段演劇をやってるんですけれども、演劇でカーテンコールに出て行った時と同じような空気と熱気が客席にすごくあって、本当に楽しんでいただけたんだなと思って嬉しかったので、今日もワクワクしながら観ていただけたらと思いますね。

MC：ありがとうございます。前田さんは、初めてオファーが来た時と脚本を読まれた率直な感想っていうのはいかがでしたか？

前田：もう根本さんの世界観なので、読む時点からワクワクしていたんですけど、こんなに楽しい作品に携わるさせてもらえるんだったらって、すごい楽しみでしょうがなかったです。本を読んだ時点で。

MC：共演が菊池さんだっていうのがわかってどうでした？

前田：風磨くんは結構人見知りで、久しぶりに会った時に、0に戻ってるんですけど、距離感が（笑）。

菊池：そうなんですよね。この間は、0どころかマイナスで（笑）。なかなか合わないですね。

前田：今、頑張って合わせてくれてるんだなって思うぐらい。

菊池：ぐっすり眠れると思います。

前田：…意味が分かんない（笑）。

菊池：それだけ、あの…お返しします（笑）。

MC：（笑）。菊池さんは、紹介させていただきましたけど、相当のクズ男じゃないですか？この役はどうだったんですか？

菊池：クズ男だなと思いましたね。自分とは全く逆というか、自分がクズじゃないってことを言いたいわけじゃないんですけど、性格が全然違くて。だからちょっと難しいのかななんて思いましたけど、でも、ここまで逆だと楽しく演じることができまして。台本を読んだときに思った率直な感想で言うと、あっ、裸だと思いました。それは強く思いました。

MC：伊藤さんとレイジさんも今回カップルを演じられました。結構二人で一緒にいろいろ役を作り上げたというのを聞いたんですけど。

伊藤：そうですね。レイジくんが、本格的にお芝居をするのが初めてだったので、「一緒にプリクラ撮りに行こう」って誘ったりとか、「公園でしゃべろう」とか、結構自分から誘って。

女性陣：いい～。いいなあ～。いいね～え。

前田：そうか、そういう風にすれば良かったのかあ。でも、風磨くんと「公園でしゃべろう」は難しいな…（笑）。

菊池：やりたかった～（笑）。いいなあ。

伊藤：それで、すごい練習熱心で…。

オカモト：っていうか、もともと万理華ちゃんとは友達で、まじで良かったと思って（笑）。すごい付き合ってもらったって感じですね。

伊藤：そう、それで、練習した場所がすごくて、夜の川沿いのベンチのところで、二人で（笑）。

オカモト：そうそう（笑）。まじで普通のストリートでした（笑）。

菊池：二人だけですか？

オカモト：そうですね。二人だけもあったし、友達がいる時もあったり、結構暇さえあれば。

菊池：それ撮られてたら複雑でしたね。

オカモト：でも、撮られても全然ね。むしろいい感じですね。

伊藤：すごい頑張ってやってました。

MC：三浦さんは今日はお一人でございますけれど。

三浦：今日は黒川さんがいないので、一人ぼっちで頑張ってます。

MC：今回、ご自分も俳優でございますけれども、俳優を頑張ってやっているけど、なかなか目が出ないという役どころ。複雑だったと思いますけど、特に意識しながら演じられたんですか？

三浦：設定に書いてあったと思うんですけど、落ちぶれた元子役っていうことで、僕は子役をやっていたわけではないんですけど、他人事じゃないというか、仕事なくなったらどんな気持ちになるんだろうなって思いながら演じていたんで、しばらく病んでましたね。本当に嫌な気持ちになりました。

MC：慎太郎くんがお友達だったらどうですか？

三浦：友達だったらまじで嫌ですね。ちょっと友達にはいらないです。なるべく遠くにいて欲しい存在ですね（笑）。