【全文掲載】小松菜奈、サプライズの手紙に涙「優しさに背中を押してもらいました」、坂口健太郎「その瞬間に立ち会えて本当に幸せ」

MC:山田さんは、反響はいかがでしたか?

山田:もちろん、自分も作品の一部ですし、仲間ですし、監督さん全スタッフさんキャストを含め、みんなの思いがすごく伝わっていることを感じられて嬉しいんですけど、特に茉莉と和人を背負ったこの2人へのコメントを聞けていることが、そっちの方が嬉しくて。僕は友達として支える側で、この役柄を担わせてもらったんですけど、この2人が背負ったものってたぶんこの作品を背負うということで、すごく計り知れないものだと思うんですよ。そのいろんなプレッシャーがあったり小坂さんの思いだったり、それは監督も含めてそうだと思うんですけど。菜奈ちゃんと坂口くんが「良かった」って言われてると、この作品に携われて良かったと思うし、なんかすごく嬉しくて。そこで泣いてもらっているのがすごく嬉しく思いましたね。

MC:奈緒さんはいかがですか?

奈緒:私は、皆さんの心がすごく動いたっていう、笑うこともそうですし、涙が出てしまうこともそうですし、誰かの心が動くっていう瞬間に立ち会えているっていうことを、皆さんの感想を読んで感じられてすごく嬉しいなと思います。藤崎沙苗っていう役をやっていて、沙苗は茉莉が生きた証を誰かにに届けることを使命としていて、茉莉がいたからこそ沙苗が生きていく大きな目的と意味を茉莉からもらって、作品の中でも沙苗として生きられたので、茉莉もそうだし茉莉を取り巻くみんなもそうだし、沙苗も今こうやってみなさんが観てくれてるっていうのをすごく喜ぶんじゃないかなと思って、本当に幸せな気持ちです。ありがとうございます。

MC:藤井監督はいかがですか?

藤井:まだ公開して間もないので、まだまだいろんな声をいただくと思うんですけど、いち作り手としてまずは小坂さん、原作を預けてくださった小坂さんのご家族が「この作品を家宝にします」と言ってくださったことと、映画を観終わった俳優部の皆さんが、この作品を愛してくれたことが嬉しいです。それが全国の皆さんにも届いてくれていることが嬉しいですね。