【全文掲載】藤原竜也「ガチでいかないと怒られるんじゃないかなと思って」、笑顔の理由は先輩俳優の圧だった!?

MC:続いては神木さんの笑顔の写真です。5分ワンカットの撮影はいかがでした?

神木:すごい緊張もしましたけど、僕も映画の中では一切笑わないんですよ。隠蔽した組なので、それを抱えながら過ごさなければいけないので、この時に久しぶりに笑った気がして。撮影現場はすごく楽しくて、いつも笑っているんですけど。永瀬さんに「笑って」と言われて、一瞬だけでも共犯っていうプレッシャーが解けた瞬間の写真ですね。今回はなかなかできない経験をさせていただいたので、本当に監督頼りでした。すべて監督がOKならばいいっていうことを指針にして。長回しは5分ぐらいあるので、全部やってもう一回っていうよりかは、「もうダメだと思ったら、すぐ言ってください」ということをお伝えしてたので、そのぐらい僕は監督に頼らなければできなかったし、支えていただいたスタッフの方々にも感謝しかないですね。

MC:藤原さん、神木さんのシーンはいかがでしたか?

藤原:僕らは…、後からの撮影で…。これはどういう質問ですか?

松山:これは危ない質問です。

藤原:後から駆けつけるシーンで、衝撃的でしたよ。あの…、これはなんの質問ですか!?

神木:難しいですよね(笑)。

藤原:でも、「さすが神木隆之介、ここにあり」と言いますか。かっこよかったです。

MC:ここでお時間です(笑)。最後に、締めのご挨拶をお願いします。

神木:今日は皆さんありがとうございます。一回観ていただいて、もう一回別の人からの視点で観ていただけると、新しい発見があると思うので、別の視点からも楽しんでいただけたらなと思います。そして、今日から共犯者が増えるんだなと思うと、ワクワクする気持ちでいっぱいです。もっと共犯者を増やしたいですね。今日はありがとうございました。

松山:今日はどうもありがとうございました。初日ですので、お知り合いに映画を紹介していただいて、神木くんの言う通り共犯者が増えれば嬉しく思っています。いろいろしゃべるとネタバレになりそうなので、ここで締めさせていただきます。ありがとうございました。

藤原:僕は最後に渡辺大知くんがサプライズで花束でも持ってきてくれると思ってたんですけど、本当に来てないんですね!?ちょっと期待してたんですけど(笑)。この後ぐらいにはあるかもしれないですけど(笑)。本当に初日を迎えられて嬉しく思います。引き続き、一人でも多くの方に観てもらえるように、僕らも頑張っていきますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

『ノイズ』
2022年1月28日(金) 全国公開
監督:廣木隆一
原作:筒井哲也「ノイズ【noise】」
脚本:片岡翔
音楽:大友良英
出演:藤原竜也 松山ケンイチ 神木隆之介 黒木華 伊藤歩 渡辺大知 酒向芳 迫田孝也 鶴田真由 波岡一喜 寺島進 余貴美子 柄本明 永瀬正敏
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”。時代に取り残され、過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(藤原竜也)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価され、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変する。男の名前は、小御坂睦雄(渡辺大知)。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(松山ケンイチ)、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂の足取りを追って県警が大挙して押し寄せて静かな島は騒然とする。なんと小御坂は元受刑者のサイコキラーだったのだ。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして次々と増える第2、第3の死体…。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか!?

©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会