MC:ありがとうございます。あっという間にお時間がきてしまいまして、最後に神尾さんと監督から一言ずつ皆さんにメッセージをいただきたいと思います。
神尾:この作品を観てどう感じたかは本人達しか分からないと思うので、それはもうそれぞれ自由であっていいと思いますし、別にすごい深く考えなきゃいけないわけでもないので、本当に面白かったとかをSNSで言ってもらえたらうれしいなと思います。広めてくださいね(笑)。ありがとうございました(笑)。
草野:先行上映という形で初日を迎えることができて本当にうれしく思っています。一週間だけ、東京と大阪と2館ずつで先行上映をして、12月3日から全国公開。大作映画ではなく小さく手作りのような映画なので、観てくださった方がもし気に入ってくれたら、隣の人に教えてあげてもらえたらすごく嬉しいなと、そういうふうに広がっていって欲しいなと願っています。今すぐ感想を聞きたいぐらいなんですけど、何かの形で感想を読めることを楽しみにしています。ありがとうございました。
『彼女が好きなものは』
12月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:草野翔吾
原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」
出演:神尾楓珠 山田杏奈 前田旺志郎 三浦獠太 池田朱那 渡辺大知 三浦透子 磯村勇斗 山口紗弥加 今井翼
配給:バンダイナムコアーツ アニモプロデュース
【ストーリー】 高校生の安藤純(神尾楓珠)は自分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)が、男性同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購入しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。目の前にいる純がゲイであることに。純には妻子ある同性の恋人・誠(今井翼)がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告白をされる。「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」。一縷の望みにかけるかのように、紗枝の告白を受け入れ、付き合うことになったのだが…。
©2021「彼女が好きなものは」製作委員会