【全文掲載】田中圭「全然心配しないじゃん!?」石原さとみの“応対の差”に不満爆発!?

MC:では田中さんが市村さんに聞きたいことはありますか?

田中:市村さんはいつもハッピーなテンションと、優しいトーンでずっと僕たち後輩に接してくれるんですよ。そのハッピーテンションみたいなものは、どうやって維持してるのかなと思って。

市村:それはね、トイレの中で暗いから(笑)。トイレの中では一人でしょ。寂しくなっちゃうんですよ。トイレ出るでしょ。表出るでしょ。人がいっぱいいるでしょ。明るくなっちゃうんですよ。僕、一人っ子だったから、僕が明るくしてると、周りも明るくなる。周りも明るくなると、結局僕に明るさが帰ってきて、ますます明るくなる。100ワット電球みたいに。分かんないか(笑)。それでいつもハッピーなんです。それと私、人に心配されるんが嫌なんですよ。ちょっと普段、暗くしていて、「大丈夫ですか?」と言われるのが嫌でね。全然大丈夫ってところを見せたいんですよ。カラ元気ではないんですよ。疲れる時もありますけど、寂しい時も、泣くときもありますよ。でも、僕が明るく振る舞えば、みんなも明るく振る舞って返ってくるから、明るくしようということでございます。

田中:本当にずっと明るいんですよね。

MC:いいお話が聞けました。ありがとうございます。では市村さん、永野さんにバトンを。

市村:芽郁ちゃんに聞きたいことですね。本当に容姿が端麗で、美しくて性格が優しくって、声がきれいで。そのきれいな声で、歌をやるっていう気持ちというのはないんですか?

永野:ないです(笑)。

市村:おしまい(笑)!?

永野:歌は好きですし、音楽に何回も救われて今まで生きてきているので、音楽にいつか携わりたいとどこかで思ってはいたんですけど、正確な音程がとれているかというを定かじゃなくてですね。

市村:いや、音程は関係ない。歌は心です。今日見ててね、この姿でなんか歌ったらカッコいいだろうなと思ったんですよ。

永野:あらあ~、事務所の皆さん、よろしくお願いします(笑)。いつか、頑張ります。

市村:期待してます(笑)。

永野:頑張らないと~!?(笑)。

MC:市村さんとミュージカルで共演ということもあるかも知れませんね。

永野:そんな、いいんですか?

市村:そしたら来泉ちゃんも一緒に出ようね(笑)。

稲垣::良いんですか?

市村:うんっ(笑)。

MC:豪華な作品になりそうです(笑)。あっという間にお時間です。最後に、永野さんからメッセージをお願いします。

永野:撮影期間の時からそうですけど、皆さんの心に何か温かいものをお届けできたらいいなと思って、キャスト・スタッフみんなで本当にそれぞれを想い合いながら撮影しました。そして、これだけ温かさと愛で溢れている作品ができたことに驚きました。そこに自分が参加できていることを、本当に誇りに思います。この作品を観て、きっと今それぞれ皆さんの心の中に何かもやもやしたものだったり、人とのつながりに対して不安な思いをされている方もいらっしゃると思うんですけど、それをせめて優しい気持ちで包んでくれるような作品ができたなと思います。是非、最後まで楽しんでいってください。今日はありがとうございました。

『そして、バトンは渡された』
10月29日(金) 全国公開
監督:前田哲
原作:瀬尾まいこ「そして、バトンは渡された」
脚本:橋本裕志
音楽:富貴晴美
インスパイアソング:SHE’S「Chained」
出演:永野芽郁 田中圭 石原さとみ 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花 大森南朋 市村正親
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)。わけあって料理上手な義理の父親、森宮さん(田中圭)と二人暮らし。今は卒業式でピアノを弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)。泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう…。全く違う二つの物語が繋がったとき、驚きとともに感動が訪れる。