【全文掲載】田中圭「あんまり言いたくないんですけど…」ある共演者の“秘密”を暴露!?

MC:今回は大きく二つの家族が描かれていて、永野さんと田中さんは一緒に撮影するシーンが多かったと思いますけれども、印象的なシーンやエピソードはありましたか?

田中:言ってやっちゃって。

永野:え、どれだろう!?

田中:何でも良い(笑)。

永野:やっぱり、卒業式ですかね。あれ違うか?

田中:印象に残ってるよね?

永野:いいですか(笑)? すごく頭も使ってピアノも弾いてたので、手が動かなくなってきたりしながらの撮影だったんですけど、田中さんが、疲れてるだろうと気遣ってケーキを買ってきてくれたんです(笑)。

田中:買いましたねー。

永野:あれは嬉しかった〜(笑)。

田中:すごく長時間の撮影で、ずっとピアノを弾いて感情と向き合ってずっとやっててて。尊敬したよ、普通に俳優として。すげーなーと思って、で、ちょっと差し入れを買いがてら、芽郁ちゃんにお疲れ様っていうのでケーキ買ってきてもらって、終わったから芽郁ちゃんに「お疲れ」ってケーキを渡したら、すごい喜んでくれて。なんか良かったなと思いましたよ。これ以上、言うとネタバレも含まれてしまうかもしれないっていうのがありまして。

永野:そう思います。ありがとうございました(笑)。

MC:石原さんと来泉ちゃんはどうでしょうか?

石原:どうでしたか?

稲垣:みぃたんが、ママ宛の本を渡す時に、ママがカレーのルーを出してて、指にカレーのルーが付いちゃって、持てない状況で慌ててました(笑)。

石原:(笑)。ただ、それ、狙いです(笑)。でも嬉しい。それを焦ったと思ってくれて、嬉しいですね(笑)。

MC:本当に親子みたいですよね(笑)、監督。

前田:実際、田中さんと永野さんは、控え室でも撮影が止まってる時間でも普段にずっとお話しをされていてくれて、そのまんまなんですよ。そのまんま「用意スタート」で大丈夫な関係を二人で作ってくれていたので、すごく良かったですね。二人が自然にそうなって、なんで自然になったのか分からないんですけども、自然にお話しされていて、そのままっていうことですね。石原さんと稲垣さんは、仲良しすぎるんですよ(笑)。仲良しすぎたっていうぐらい、普段から仲良し親子すぎている関係で。

石原:本番前にちょっと疲れるっていう(笑)。そのくらいずっと遊んでて、くるみんがずっとNiziUの振り付けを私に教えてくれようとして、やってみるんだけど一向に覚えられないっていう(笑)。『鬼滅の刃』とかね、いっぱい教えてくれて。一生懸命、覚えなきゃと思って(笑)。

MC:そんなお二人とご共演された市村さん、どうでしょうか?

市村:とても印象に残ったのは、来泉ちゃんと芽郁ちゃん、岡田(健史)くんがね、いつもピアノを弾いている場面ですね。みんなこの仕事に入る何ヶ月前は、まだピアノが弾けなくて、撮影で弾けるようになったというのを知ってびっくりしたのと、あと、来泉ちゃんに「うちの子もピアノを習いに行ってるんだけども、あんまりうまくないんだよ」って相談したら、「続けることが大事です」って(笑)。ありがとうございました(笑)。

MC:アドバイスもしてくれたという(笑)。永野さん、今回はピアノの練習も本当に努力されたという。

永野:撮影に入る3ヶ月前からピアノの練習を始めたんですけど、その時は、「ねこふんじゃった」も弾けなかったし、楽譜も読めないし、今も楽譜は読めないですけど、3ヶ月後に有名な「旅立ちの日」の合唱曲を自分が弾けるようになるのか不安と戦いながらだったんですけど。でも途中から楽しくなって、早く皆さんにお見せしたいという気持ちにはなりました。

MC:「旅立ちの日」という曲に関しては、思い入れはありますか?

永野:実際の中学校の卒業式で歌ってるんですよね。中学生だったと思うんですけど、歌っているので。その時にお友達が伴奏をやってたんですよ。普通に弾いてたんです。あの子すごいなぁと思いました(笑)。今になって。「必死に練習してるんだ」っていう話もなく、普通に卒業式でやるとか言って、こっちは号泣しながら音に合わせて歌ってるわけで。あの子のすごさを知りました(笑)。

MC:田中さんは、ピアノを間近で見るというシーンもありましたけどいかがでしたか?

田中:最初は知らなかったんですよ、この作品に入るまでピアノが弾けなかったっていうのは。全然分からないくらい自然にピアノを触ってたし、楽しそうだったし。それから知って、偉いなーっていうか、すごいね。3ヶ月でこんなになるんだっていう驚きと、プレッシャーだったり追い込まれている状況の中で、緊張ももちろんしてたと思うんですけど、それよりも楽しさが前面に出ていたので優子ちゃんにぴったりというか、すごくピアノを弾いている芽郁ちゃんを見るのが好きでした。