【全文掲載】柳楽優弥「一刻も早く汗が引いてほしい」、有村架純「何のひねりもなく、このままなんですけど」2人の七夕の願い事とは!?

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬共演で、2020年に放送されたパイロット版とも言うべきドラマ版とは異なる視点と結末が描かれた日米合作『映画 太陽の子』が、8月6日より公開される。このほど、7月7日にTOHOシネマズ 日比谷にて完成披露試写会舞台挨拶が行われ、キャストの柳楽優弥、有村架純、國村隼、黒崎博監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずは、柳楽優弥さんです。

柳楽:こんにちは。石村修役を演じさせていただきました、柳楽優弥です。本日はお客様がたくさん入った上で舞台挨拶ができて、とてもうれしく思っています。ありがとうございます。

MC:続きまして、有村架純さんです。

有村:こんにちは。朝倉世津を演じました有村架純です。この作品は2年前に撮影をして、映画として撮影をしていたんですけども、ドラマとしても放送していただけるということで、放送も経て本日無事に完成披露を迎えることができて、とても幸せに思います。この2年の間にも、本当に色んなことが起きて、環境も変わってきましたが、改めてこの作品を皆さんに観ていただいて、今一度、ご自身の考え方を見直すきっかけになればいいなと思います。本日は最後までよろしくお願いします。

MC:続いて、國村隼さんです。

國村:どうもこんばんは。國村隼です。荒勝文策さんをこの映画の中ではやらせてもらいました。『太陽の子』という映画の公開が今のタイミングになったというのは、巡り合わせのようなものを感じておりまして、というのも戦争とコロナパンデミックの違いはあるんですが、どっちも異常な状況の中にある時。戦争もパンデミックも、個人の力ではどうにもならないですよね。そんな状況の中を生きた若者と、そんな時代を止められなかった世代の荒勝さんと、っていうようなお話の構造になっております。今、パンデミックの真っ只中で、一人ではどうしようもないですけれども、こんな時にこの映画を観ていただくというのは、別の感じ方をしていただけるのではないかと思っております。どうぞ楽しんでください。

MC:そしてこの映画の監督、脚本も務められています、黒崎博監督です。

黒崎:皆さんこんばんは。こんな状況の中で、これだけ多くの方が今日ここに足を運んでいただいたということだけで、とても感激しています。十数年前に、ある名もない科学者が書いた古い日記の断片を見つけたことから、この企画がスタートしました。そのテーマ性の強さゆえに、なかなかすぐには実現することができずに、それが十数年の年月を経て今日こうやって皆さんに観てていただける日を迎えられました。そのことが僕にとってはとてもありがたいことだと思っています。今日一緒にこうして登壇してくれた出演者の皆さんが、この映画が形になる、ならないっていうせめぎ合いをしていた時に、「絶対にこれを実現させようよ」と背中を押してくれたみんなでもあります。だから僕にとっては本当に本当に大事な大事な、一緒に作った仲間であり、この映画にとっての恩人でもあります。このメンバーでこうやって今日皆さんの前でご挨拶できるということが、本当にありがたく思っています。今日はよろしくお願いします。