【全文掲載】大泉洋「どこまでが演技なのか、僕らも分からない」、安田顕“変態仮面”で「小さな夢叶った」、森崎博之「そんなに観てほしくない」TEAM NACS全員集合!

MC:非常に重要なパートになっていたわけですね。ありがとうございます。そして、本日はスケジュールの都合でこちらに来ることができなかった堀切園監督から、皆さんにメッセージをいただいておりますので、ここで披露させていただきます。まず「TEAM NACSとご一緒してみて?」という質問に対して、「リアルとフィクションの狭間で役者としてだけではなく、歌って踊ってバラエティー的な対応力など、本当にマルチな才能を発揮されるのを目の当たりにして、舌を巻きました。そして撮影前と撮影後のメンバーへの印象の変化は、「なぜTEAM NACSは25年も続いたのかをテーマに迫っていると、ピリピリしたかと思えば急にイチャイチャしてみたり、すっかりだまされているうちに自分が“子NACS”になってしまいました」という嬉しいコメントをいただいています。最後、監督のお気に入りのシーンは、「旅館の宴会場のシーン。リアルでドラマチックで笑えて泣ける、この番組の集大成ということで、お酒の力もあって赤ら顔の皆さんの表情がとても魅力的です」。いかがですか、森崎さん。

森崎:すごく端的に私たちのことを言ってくださってるし、最後に“子NACS”、NACSがファンのことをそう言ったり、ファンの方たちが言ってくれてるんですけども、そこに足を入れてくれてね、監督自ら自身のことを“子NACS”と言ってくれるっていう、とてつもなくうれしいですね、ここにいたら抱きしめたかったぐらいうれしい話です。

MC:ありがとうございます。それでは、お時間が迫ってきてしまいましたので、最後に視聴者の皆様に向けて一言ずつお言葉を頂戴したいと思います。まずは音尾さんからお願いいたします。

音尾:この話、果たして我々TEAM NACSのファンの方以外が、楽しめるんだろうか? これを全部観て、不思議に思うくらいな作品になっておりますけれども。フェイクドキュメンタリーなんですけれども、やっぱり自分の言葉で5人が1人ずつと会話していかなくてはいけないので、やっぱりその中には本音の言葉というのはたくさん混じっておりまして。それを堀切園監督がやはりドキュメンタリータッチに、いろいろ切り貼りして使っているので、我々に興味がなかったという方がいらっしゃったとしても、こういう5人組で北海道からやってきたお芝居の集団で25周年という人たちが、どういう歩みをしてきたのかなというのを映像の裏にある端々から感じ取ってみるドキュメンタリーとして、楽しんでいただければいいのではないかなと思ってあります。ぜひ楽しんでみてください。

MC:続きまして大泉さん。

大泉:音尾くんはファン以外が楽しめるのかなと不安に感じておりますが、私は間違いなく面白いと思います。我々のファンは間違いなくドキドキしながら観られて面白いですし、我々を知らないという方でも、新しい映像世界の扉を開いてみたらいかがでしょうかという、面白いと思いますね。僕らを知らなかったとしても、こういう劇団がいて、その劇団が25周年で何か新しいことをしようとする。そこからどんどん話が進んでいって、もう解散の危機に陥っていくわけですけれども、そのストーリーも観ていて面白いんですよ。さまざまなゲストも出てきますし、我々が人数を増やそうとしてオーディションするところなんか、とんでもないゲストがアホみたいに出てくるんです(笑)。そこを観ているだけでも楽しいですし、我々も今後ドラマや映画に出て行った時に、こういうお芝居ができたら、俺らもうちょっと賞もらえたなと思えるぐらい。なんか僕たち割とお芝居上手じゃーんと思いました。芝居と芝居じゃない狭間が非常に面白くて、我々のファン以外にも必ず楽しんでいただけると思いますので、ぜひまだ加入してないという方はWOWOWに加入していただいて、観ていただければと思いますね。NACS以外にもたくさんコンテンツございますし、「がんばれ!TEAM NACS」は観なくてもいいですから。

一同:いや、そこは観ていてただいて(笑)。

大泉:そうですか、ただただWOWOWの勧誘をしてしまいました。でも、間違いなく面白いと思いますので、多くの方に観てもらえればと思います。

MC:ありがとうございます。戸次さん、お願いします。

戸次:現実なのか、虚構なのかという微妙なラインを注いだ作品ではございますけれども、基本的にはフィクションでございまして。僕が1個心配しているのは、物語が進む中で解散の危機が出てくるんですけど、もめるシーンが出てくるんですけど、私が原因でいろんなそういう軋轢を生むようなシーンが出てくるんですけど、あくまでこれはフィクションですので、本当だと思ってる方は、戸次重幸が大嫌いになるシーンが出てきます。これはね、「フィクションです」と声を大にして言いたいです。

音尾:そこを売りにして宣伝使てもらったほうが逆に観る人が増えるかもしれませんよ?

戸次:あの〜(笑)、ひと足先に我々観せていただきまして、うちの妻も観まして、妻が「ヤバイ。あんたの好感度ダダ下がりだ」って言ってましたので(笑)、これはもうほんと声を大にして言いたい。「あくまでフィクションです!」と。そういう思いで観ていただければというふうに思っております。ありがとうございました(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。それでは安田さん、お願いいたします。

安田:我々25周年ということで、呼んでいただいたんですけれども、WOWOWさんは30周年ということで、いろんな映像の楽しみ方が今はございますけれども、地上波だけじゃなく配信ものであったり、いろんなチャンネルもございますし、加入すればいろんなものが観られる時代になりましたけれども、WOWOWさんは30年やっていらっしゃるパイオニアでございますし、我々を介してそれを観ていただいて、いろんなコンテンツを楽しんでいただいて、もっともっと色んなことに挑戦できるWOWOWさんになって、今までもされてきましたし、これからもそうなっていただけたらと思います。そのきっかけとして、この番組があればいいと思いますし、宣伝の方もよろしくお願いしたいというふうに思っております。

MC:ありがとうございます。温かいお言葉も頂きました。では最後に森崎さんお願いいたします。

森崎:TEAM NACSはWOWOWが大好きです! 今回の企画はですね、もう、ほんとこれきりできないだろうなというような、多分続編なんてないし、そもそもあまりやりたくない。そして今回の記者会見で、いろんな映像を観たりメンバーの話を聞いているうちに、これはあまりみんなに観てほしくないなぁとも思うようになってきました。ドキュメンタリーだとか、フェイクドキュメンタリーだとかっていう話が上がってますけども、私はこのドキュメンタリーは、決してプロフェッショナルとか、波瀾万丈とかというようなドキュメンタリーではなく、人となりを探るドキュメンタリーではなく、「ダーヴィンが来た!」とか、「野生の王国」とか、あまり知られてない生態の実態を暴くみたいなドキュメンタリーのカテゴリーなんじゃないのかなとも思うんです。でも俺たち、それを見せたかったわけじゃないなと思ってきました。なのでWOWOWのことは大好きですが、「がんばれ!TEAM NACS」に至っては、そんなに観てほしくないなというところで、本日最後のご挨拶とさせていただきます。皆様、今日は本当にありがとうございました(笑)。

WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」
6月20日(日)より、WOWOWプライム・オンデマンドにて放送・配信開始(全9話)
3月3日(水)より、WOWOW公式YouTubeチャンネル、公式サイトにてepisode1先行無料配信中
3月7日(日)・14日(日)夜11時~episode1・2 先行放送・配信 ※episode1無料放送・配信
監督:堀切園健太郎 上條大輔
脚本・構成:竹村武司
音楽:岩崎太整
撮影:山田康介
出演:TEAM NACS(森崎博之 安田顕 戸次重幸 大泉洋 音尾琢真) 吉田羊 満島真之介 ヒャダイン 瑛人