MC:ありがとうございます(笑)。岡田さん、今回の共演者の方々で、意外すぎる裏側を見たというエピソードはありましたか?
岡田:そうですね。でも平手さんとか。今日、めっちゃ緊張しているらしいんですけど、今日、僕の持ってるラジオ番組「Growing Reed」の収録を一緒にさせてもらったんですよ。その時、平手さんは髪の毛を下ろしてたんです。なんかあるとすぐに下ろすんですよ。悲しいことがあると顔を見せたくないみたいなんで。現場でも、「上げた方が良いよ」って言ってたんですけど、その収録のあとも「上げた方が良いよ」って言ったら、今見てください。全力で上がってますよ(笑)。
平手:そうやって言われるの、嫌だったんですよ…。
岡田:でも「髪の毛を上げて明るくいた方が良いよ」って言ったら、ちゃんと上げて来てくれて。偉いなあと思って。
MC:そこは平手さん、言うことを聞いたというか?
平手:そうですね。言うことを聞きました(笑)。
岡田:聞かざるを得なかったのかな(笑)。
MC:たしかに、平手さんは、どちらかというと大人しいというか、ミステリアスな印象があると思いますが、先ほど、移動中のバスの中で木村さんと平手さんと仲良くおしゃべりされていた雰囲気だったんですが、共演されての印象はいかがでしたか?
木村:撮影中に膝に乗ってくれたりとか、「一緒に写真を撮ろう」とか言ってくたりするわりに、連絡しても返事をなかなか返してくれないんですよ。めちゃくちゃ返してくれないんです…。何度か、「ご飯に行こう」って誘わせていただいているんですけど、私はまだ彼女のガードを解けていなくて、いつ行ってくれるんですか?
平手:いや、全然…返事が遅くてごめんなさい。連絡を見るのがすごい遅かったり、なかなか開かないんですよ。夜中だったりに開くので、となると「こんな夜中に返していいのかな?」とかいろいろ悩んだりすると、ごめんなさい…、違うんです。
木村:嫌われてないみたいで、大丈夫です!
平手:全然違うんです。
木村:よかった!私の好きが一方的じゃないって分かって大満足です!
MC:二朗さん、今のはネタになりますか?
佐藤:僕もさっきね、平手さんに「初めまして」ってご挨拶されたんですけど、実は公開が延期になる前に取材大会があって、堤さんが平手さんと個別で取材を受けられていて、僕は別で堤さんに挨拶しておこうと思ったときに、廊下で平手さんとすれ違がって、黙礼だけしてるんですよ。その時、平手さんが初めて僕の顔を見た時、まるで怪物を見たように、ものすごい目を見開いて「ハッ!」ってなって。たぶん、「これは顔なのか?」「これは人なのか?なんなんだ?」と思ったと思うんです。それは合ってるんですか、平手さん?
平手:そんなことは、1ミリも思ってないです(笑)。
岡田:すれ違ったときに、どっかの部長さんかと思ったんじゃないですか? 一瞬、「あ、部長…違う、二朗さんだ!」って(笑)。気づきがあったんじゃないですか?
佐藤:でも部長見て、あんなに驚かないでしょ? 何秒か遅れて、「この大きな物体は人なんだ」と気づいたんだと思うんですよ。それで「あ!」っていう顔になったと思うんですよ。そんなこと思ってないんですか? 平手さん。
平手:全く思って無くて、普通に、挨拶しなきゃっていう顔だと思うんですよ。ごめんなさい(笑)。
佐藤:そうですか、とんでもない。覚えといてください、これ“人”ですからね。
MC:ありがとうございます(笑)。そんな平手さんから見て、実はこういう人だったと思った方はいますか?
平手:皆さん、ギャップがあるなって思うんですけど、でも、一番のギャップは個人的には監督でしたね。
佐藤:またナタデココ?
平手:最初、私とぜんぜん話してくれなくて、笑ってもくれなくて、しかもライダースを着て、髪の毛も刈り上げていて、すごい怖いイメージだったんです。
佐藤:髪の毛の刈り上げは、あんまり関係ないんじゃない?ま、まあいいか。
平手:でも、途中くらいから、「平手さん、」「ヒナコ」とか、笑顔で話しかけてくださるようになってから、そのギャップがすごい可愛らしくて(笑)。
江口:Tシャツもらったもんで(笑)。
MC:堤さんはどうですか?
堤:やっぱり平手さんかな。っていうか、岡田くんは、ほとんどお父さんみたいな状態だったもんね?
岡田:そうですね。僕はお父さんと呼ばれて、「ご飯食べなさい」とか、「髪の毛上げなさい」とか(笑)。ずっとお父さん(笑)。僕は共演シーンはそんなになくて、堤さんの横にちょこんと座っていたイメージがありますね。
MC:堤さんが一番長く平手さんと一緒だったと思いますが?
堤:そうですね。なるべく話をするように。最初は大丈夫かな?って思って、緊張してたのか、ちょこんといるので、話しかけるようにしました。撮影が終わって、いつの間にか岡田くんがお父さんになってました(笑)。すっかり親子関係を築いて、明るくいたんで安心しましたけどね。