【全文掲載】佐藤健「深夜のペヤング。一番幸せ」有村架純「新芽が出たときが…」、ワンオクTaka、海外ライブで『るろう』主題歌「会場の空気が変わる」

MC:有村さんは、やっぱり肩の荷が降りたというように、プレッシャーがすごかったんですね。

有村:はい………(笑)。

佐藤:そりゃそうでしょ!? なんですか、その質問は(笑)!?

MC:そりゃそうですね(笑)。どういう思いで臨んだのかなと。

有村:とにかく皆さんの思いを毎日考えながら、皆さんの作品に対する熱量を1日足りとも忘れないぞという気持ちで毎日撮影をしていて。撮影をする中で、大友監督や健さんにアドバイスをいただきながら、巴という人物をみなさんと一緒に作ることができたことが、自分の中では現場ですごく心強くて、本番を迎えるときは一人だけど、でも一緒に作っていく段階では一人じゃないことを皆さんが感じさせてくれて、とても心強かったです。

MC:それではここから、もう一方ゲストをお呼びしたいと思います。映画『るろうに剣心』5作の主題歌を担当しているONE OK ROCKのTakaさんと、アメリカからリモートでつながっております!

Taka:どうも、こんにちはー。

MC:健さん、久しぶりですか?

佐藤:「ボクらの時代」(フジテレビのトーク番組)以来か?

Taka:そうですね。

佐藤:元気ですか?

Taka:なんとか元気にやっております(笑)。

MC:Takaさん、改めてご挨拶いただけますか?

Taka:はい、はじめまして、ONE OK ROCKのヴォーカル、Takaと申します。僕らもすべての作品で主題歌を書かせていただいて、『るろうに剣心』と共にバンド人生があったなという。ついに『るろうに剣心』が、『The Beginning』で長い長いストーリーが終わってしまうと思うと少し寂しい気もしますし、また同時にホッとしている気持ちもあります。すばらしい魂のこもった作品になっていると確信しております。是非劇場で観ていただき、観た方も何度でも観られる作品になっていると思いますので、これからもるろうに剣心を愛し続けてほしいなと思っております。今日は短い時間ですけど、よろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。Takaさんは、『The Beginning』が大好きだということですけれども?

Taka:そうですね。最初の作品から観ていて、健のアクションがどんどんすごくなっていってる印象があったんですけど、それ以上に表情や世界観、雰囲気が、音楽を作らさせていただく上で、リンクするものがたくさんあったなという印象がありまして。せつなくも、日本人としてすっと腑に落ちた感情に何回もなったという印象があって。今までに感じたことがないフィーリングがあったと思います。

佐藤:すごい言ってくれるんですよ。ONE OK ROCKの皆さんが、誰よりも先に、完全なものではないですけど、映画を見るんですね。僕よりも先に。僕がまだ「完成したかな?」とドキドキしてる段階で、「めっちゃ良かった」ってTakaから聞くんですよ。で、「そうなんですか? それは良かったです」っていうようなやりとりがあるんですけど、その段階から「俺は『The Beginning』まじ好きだわ」と最初から言ってくれて。すごく嬉しかったですね。「日本人として」っていうのを僕も思ったし、アメリカにしょっちゅういるくせに言うんだよね、あなた。

Taka:そうですね(笑)。こっちで「侍魂」掲げて頑張ってるんで。

佐藤:逆にアメリカにいるからこそ、自分はやっぱり日本人なんだってことを、すごく思うっていう話をしていて。そんなTakaくんに『The Beginning』の魂が伝わったことが非常にうれしいなと思っております。