【全文掲載】佐藤健「めっちゃ恥ずかしい。いらんこと言わなきゃ良かった…」、有村架純「気持ちを寄せて1ヶ月間過ごしてたんですけど、伝わってないですか?」

佐藤健と大友啓史監督のタッグで贈る、日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨し続けるアクション大作『るろうに剣心』の最終章となる『The Final』が4月23日より公開中、『The Beginning』が6月4日より公開される。このほど、5月17日にesports銀座studioにて『るろうに剣心 最終章 The Beginning』10thアニバーサリーイベントが実施され、キャストの佐藤健、有村架純、江口洋介、大友啓史監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずはお一人ずつご挨拶をいただきたいと思います。緋村剣心役、佐藤健さん。

佐藤:佐藤健です。ご覧の皆さん、本当にありがとうございます。『The Final』を観ていただいた方、劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。そしていつもTwitterなどで、この作品のことを盛り上げていただいてありがとうございます。この『The Beginning』、6月4日に公開するこの作品は決して『The Final』の後編ということではなくて『The Final』と『The Beginning』が2つで1つの作品だと思っています。コインの表と裏の関係と言いますか、見せている局面は全然違うんだけど精神は同じ。2つで1つの作品になっているんじゃないのかなぁと思っております。今日は『The Beginning』の話を中心にすることになると思うんですけれども、『The Final』を観た方は是非『The Beginning』の期待を高めていただいて、まだ『The Final』を観られていない方は、この『The Beginning』とともに『The Final』への気持ちも熱量も、6月に向けて高めて頂ければ嬉しいなと思います。本日はよろしくお願いします。

MC:よろしくお願い致します。続きまして雪代巴役、有村架純さん。

有村:皆さんこんばんは有村架純です。今日はこんなに素敵なイベントに参加することができて、とてもうれしく思います。本当に健さんや大友監督をはじめとするをキャストとスタッフの方々の思いが皆さんに届いてほしいなというふうに、私は強く思っています。このような時期ですけども、皆様の熱量が無事に届くことを本当に祈っております。私もこの作品に参加することができて、とても嬉しいです。今日はよろしくお願いします。

MC:よろしくお願い致します。続きまして斎藤一役、江口洋介さん。

江口:どうも江口洋介です。斎藤一をやらせていただきました。この作品に10年、携わらせてもらいました。最初は本当にどういった形の映画になるのか、僕自身「るろうに剣心」というのを世代ギャップですかね、手にすることがなかったので、まず読むところから始まったということを覚えてます。それがいつのまに4本撮って、そして『The Beginning』という、今まで観ていた人の予想を超えるような作品になっていると思います。まだ『The Final』を観られていないという都心に住んでいる方も多いと思うんですけども、ぜひとも連続で多分観られる喜びがあると思いますので、大きい画面で是非とも楽しんでもらえたら幸いです。今日はよろしくお願いします。

MC:最後に大友啓史監督。

大友:大友です。ご覧頂いている皆さん、本当に今日はありがとうございます。考えてみれば、ここにたどり着くまでに僕らは10年、佐藤健くんと江口さんとは10年戦ってきました。有村さんは今回初だけどこんな大役で最後を締めていただくのに素晴らしいパフォーマンスをしてくださってます。10年と一口で言うのは簡単ですけれども、そこにはゼロから立ち上げて行く私達のいろんな工夫があり、そして俳優たちの表に見せない努力があり、そういうものが最終的にこの 『The Beginning』という今までの4作とは違う剣心のルーツ、これを描かなければ剣心を描いたことにはならない。そういうエピソードに我々の技術、スタッフ、覚悟が全部最後に集約されたような気がしていて、本当に美しいプロジェクトだったなという気がしてます。まだ東京、大阪を初め、観られない地域の方、『The Final』を観ていない方もいらっしゃるかと思いますけれども、間違いなくどちらから観ても楽しんでいただける作品になっておりますので、『るろうに剣心』を最後まで一緒に皆さんと走り抜けたいと思っております。よろしくお願いします。