MC:ありがとうございます。それではゆっくりお話を伺います。ちょっとTwitterを見てみましょうか。皆さん、先ほど健さんが有村さんをエスコートしたのに対して「エスコート、フゥ〜!」と(笑)。江口さんも「最初からずっとありがとう!」とか、「私は斎藤一推しです!」とかっていう方もいますね。それでは、まずは佐藤さん、監督に伺いたいんですけども。現在『The Final』が公開中で本当にたくさんの方々にご覧いただいております。改めて今のお気持ちを伺いたいと思います。佐藤さんいかがでしょうか。
佐藤:そうですね、まあジリジリジリジリ本当にこういった状況ですけど、地方の方々が特にこの映画を支えてくださっているなあっていうことに感謝ですね。ただ、ある意味では僕は本当の公開日は緊急事態宣言が明けて6月に入ってからだとも思っているので。6月になったら第二の初日、真の初日みたいな何かできたらいいなと思ってますけど。
MC:そんなことを軽々しく言っちゃって大丈夫ですか?
佐藤:僕は東京に住んでて、やっぱり僕の友達とかはほとんど観られてないんですよ。映画館がやってないから。だからそういう意味では公開したと言っていいのかという、ちょっとモヤっとする状況ではあるので。ぜひ6月以降のどこかで、また大きな花火を打ち上げられたらいいなと思っております。
MC:監督、いかがでしょうか?
大友:左に同じですね。まさに東京も大阪も、その他まだ観たくても観られてない方もいると思うし、そういう方々の気持ちを汲みながら。今、健くんが言ってくれたから、俺も乗った。全力を尽くして多くの方に観てもらうために、もう何でもしますよ。
MC:皆さんご存知のように一部地域ではまだご覧いただけていない方がたくさんいると。ただ『The Final』を観終わった方に出口調査をしたところによりますと、97%の方が「もちろん『The Beginning』も絶対観る」という回答をされたそうです。監督、いかがですか?
大友:僕も普通忙しくてできないTwitterをこまめに見て、全国から届く皆さんの声を見て本当に感謝しています。いろいろ苦しい状況もあるけど、それに支えられながら6月の『The Beginning』を我々がどうやって届けるかっていうことを改めて考えないといけないし、期待に応えるために何をするのか。それと『The Final』を本当に応援してくれてるんだよね。うれしい、涙が出そうなぐらい感動しているし、感謝してるし。何とか皆さんの気持ちに応えたいという思いでいっぱいです。
MC:佐藤さんは始まりの物語である『The Beginning』を撮影されるにあたって、監督と交わした言葉、どんなことをお話しになったりされたんですか?
佐藤:最初から「こういうことだよね」っていうことはなんとなく話す前から共有できていたような気がして。つまり今までの『るろうに剣心』シリーズとは全然違ったを作品に、作品性になるだろうと。分かりやすく言うと「ちゃんと時代劇をやろう」というような共通認識が最初からありました。僕も自然と役に入っていく役作りの方法と言いますか、なんかたぶん違ったんだろうし、現場での居方も自然と変わっていったところはあります。
MC:そして有村さんにも伺いますが、本作では佐藤さんと2人のシーンが多かったと思います。共演シーン、改めていかがでした?
有村:撮影はほとんど健さんと2人で撮影をしていて、本当に一つ一つを丁寧に見落とすことなく考えながら紡ぐことができたのかなというふうに思っていて。1ヶ月から1ヶ月半だったんですが、とても長く感じました。だけど、あっという間に終わってしまった。なんか、夢の中みたいな感覚でしたね。あっという間に終わったんだけど、とても不思議な1ヶ月間でした。