【全文掲載】フルーツ大好き松田龍平、冷麺は「ナシ」より「スイカ」派、スーパーの「イチゴ」に大ショック!?

2017年文學界新人賞に輝き、同年第157回芥川賞を受賞した沼田真佑の傑作小説を、綾野剛主演、松田龍平共演で、大友啓史監督が映画化する『影裏』が、2020年2月14日より公開される。このほど、1月30日に新宿バルト9にて完成披露試写会が行われ、綾野剛、松田龍平、大友啓史監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:それでは早速皆様から映画の完成した今の気持ちも踏まえまして御挨拶をいただきたいと思います。まずは主人公、今野を演じられました綾野剛さんです。

綾野:皆さん、こんばんは。綾野剛です。やっぱりちょっとすごいですね。こんなにたくさんの方々が来てくださって、めちゃくちゃ嬉しいです。本当に大切に大切に作った作品で、今からようやく皆さんに届けることができて、感激しています。短い時間ですけども、豊かな時間になればと思っておりますのでよろしくお願いします。

MC:ありがとうございました。続きまして、今野の親友であり、突然姿を消す、日浅を演じられました松田龍平さんです。

松田:こんばんは、日浅をやりました松田龍平です。今日はありがとうございます。撮影が終わってから、時間が経ったのでこうやって皆さんに観ていただけることが嬉しいです。楽しんで帰ってください。ありがとうございます。

MC:ありがとうございます。そしてこの映画の監督になります、大友啓史監督です。

大友:本当に今日はご来場いただきましてありがとうございます。本当に手塩にかけて育てた大事な作品です。今日、まず皆さんに真っ先にお見せできることを、とても光栄に思っています。短い時間ですけど最後までよろしくお願いします。

MC:ありがとうございました。昨日もこの映画の舞台である盛岡での完成披露試写会で、そして今日は東京での舞台挨拶でございます。綾野さんと松田さんに伺いたいと思います。まず大友啓史監督から、実際に芥川賞作品で映画化したいとお話を受けた時、どんな気持ちだったのか教えていただけますか?

綾野:素直にうれしかったですね。大友さんとまたご一緒できる、そして大変な作品なので、しかも大友さんの実家でとても大切されている原作をお預かりして映画化するということで、すごく光栄でしたし、龍平くんともしっかり共演するのは初めてだったので、楽しみが溢れていた状態だったのをよく覚えています。いやあ。嬉しいですね。やっぱりこういう感じ。どうだい? 龍平?

松田:嬉しいね(笑)。

綾野:嬉しいよね(笑)。18年の夏だもんね…。どうですか、監督からお話しをいただいた時の心境は?

大友:役回りが変わった(笑)?

綾野:監督とは『ハゲタカ』以来?

松田:…そうですね。すごい期間が開きましたもんね。ずっと大友さんとやりたいなと思っていたんですけど、なんかでもこのタイミングでご一緒できたことに意味があると思うし。本当に実りのある豊かな撮影でした。