【全文掲載】大泉洋は「悪魔のような主役俳優」!?松重豊「大変な目に遭った。いい酔っ払いの勉強をした(笑)」

今年で生誕110年を迎えた昭和の文豪・太宰治の未完の遺作を、ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」を、大泉洋と小池栄子のダブル主演で映像化した『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』が、2月14日より公開される。それに先立ち、1月23日に丸の内ピカデリーにて完成披露試写会が行われ、キャストの大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊、成島出監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:皆様、お待たせしました。キャスト、監督の登場です。大きな拍手でお迎えください。大泉洋さん、小池栄子さん、水川あさみさん、橋本愛さん、緒川たまきさん、木村多江さん、濱田岳さん、松重豊さん、そして成島出監督です。それでは早速一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。まずは、優柔不断なくせになぜか女性にとてもモテる田島周二を演じられました大泉洋さん、ご挨拶をお願いいたします。

大泉:ありがとうございます。お忙しいところ、ありがとうございます。スタッフから「パネルがあるので舞台が少し狭いですけど」と言われたんですが、相当狭いんですけどね!なんとか今日は落ちないように舞台挨拶を頑張らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

MC:もう一人の主人公、金にがめつく大食い、だけどその素顔は美女という永井キヌ子を演じられました小池栄子さん、お願いいたします。

小池:こんばんは。小池栄子です。今日は天気が悪い中、お越しいただきましてありがとうございます。撮ってる最中から早く皆さんに観ていただきたい、観ていただきたいと思っていたので、今日このような日を迎えられてとても感動しています。最後まで楽しんでください。ありがとうございます。

MC:ありがとうございます。続きまして、田島の愛人の一人、クールな女医・大櫛加代を演じられました水川あさみさん、お願いいたします。

水川:皆さん、こんばんは。水川あさみです。一昨年撮影をしていたんですけれども、本当に個性的な皆さんに囲まれて楽しい撮影でした。今日は楽しんで帰っていってください。ありがとうございます。

MC:よろしくお願いいたします。続きまして、若い挿絵画家・水原ケイ子を演じられました橋本愛さん、お願いいたします。

橋本:こんにちは、橋本愛です。『グッドバイ』って撮影後にもいろいろとドラマとか舞台とかいろんな方が手掛けていらっしゃっていて、こんなに作家さんを惹きつける何かがある作品なんだなと思って、この『グッドバイ』を成島監督が撮った、そしてこのキャストとスタッフさんでしか作ることができなかった『グッドバイ』を皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。続きまして、花屋で働く戦争未亡人・青木保子を演じられました緒川たまきさん、お願いいたします。

緒川:緒川たまきです。皆様より一足先に観させていただいているのですが、登場人物が皆大変わがままで、そして勇気をもらえました。ぜひ今日は楽しんでいってください。

MC:ありがとうございます。続きまして、青森に疎開中の田島の妻・田島静江を演じられました木村多江さん、お願いします。

木村:木村多江です。皆様、今日はいらしてくださってどうもありがとうございます。この映画に出てくる人たちは、皆ちょっと何か欠けていて、でもそれが人間臭くて可愛らしい人たちがいっぱい集まった、そしてそれが自由に映画の中で伸び伸びしている、そんな映画だと思います。今日は皆さん、楽しんでください。そして皆さんに感想を伝えて、たくさんの方に観ていただきたいと思います。今日はよろしくお願いします。

MC:よろしくお願いいたします。続きまして、田島を尊敬する若手編集者・清川信彦を演じられました濱田岳さん、お願いいたします。

濱田:皆さん、こんばんは。清川をやりました、濱田岳です。成島監督の作品でこの皆様の中に混ざってお芝居ができて本当に幸せでした。今日はよろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。続きまして、田島に“嘘(にせ)夫婦作戦”を提案する小説家・漆山連行を演じられました松重豊さん、お願いいたします。

松重:どうも、松重です。この時代は無茶苦茶な人が多くて、まともに生きられない人たちがずらりと並んでいます。私もかくいう不良分子という、もう死語になってしまいましたけれども、そういう人物を演じております。今日は最後までお楽しみくださいませ。

MC:ありがとうございます。そして本作の監督を手掛けられました成島出監督、お願いいたします。

成島:成島です。今日はお忙しい中、お越しいただいてありがとうございます。完成からちょっと時間が経って、この日を首を長くして待っておりました。今日は楽しんでください。ありがとうございます。